この曲が心地よい!

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「バンドネオンはアコーディオンではないのかい」 - リベルタンゴ

アコーディオンとバンドネオン何がどう違うのか。何がどう違うのかという前に、アコーディオンはともかくとして

バンドネオンて何だね?

という話になりますよね、ふつう。そうですね、確かに。

 

もう、十数年前になるかと思うんですが、とあるお酒のCMで(お前は、テレビしか見とらんのか!という声は無視して)「リベルタンゴ」という曲が使われました。耳障りがよく印象的だったので、これはと思って演奏者を調べると、「ヨーヨー・マ」というチェリストだと分かりました。早速、彼のアルバムで「リベルタンゴ」が収録されているものを探し、「ベストコレクション」というアルバムをゲットしたのです。 

ヨーヨー・マ ベスト・コレクション

ヨーヨー・マ ベスト・コレクション

 

 

クラッシックに特別な興味があるわけではないし、ヨーヨー・マなどという名前は聞いたことはなかったので、ちょっと不安があったのですが、ベストというだけあって、いや、なかなか、よさげなアルバムでしたよ。で、この「リベルタンゴ」が、実は、「アストル・ピアソラ」というバンドネオン奏者の作品だということを知るのであります。なんでもタンゴの革命児とか。

ここで、バンドネオンて何だね?

ということになるわけなんです。

 

世の中では、1990年代の後半からピアソラブームになっていたらしく、クラッシックのいろんな人が、ピアソラの曲を演奏したアルバムを出していたみたいです。まーったく知りませんでしたが。興味がなければそんなもんですよね。

タンゴっていうと僕の頭の中では「ズン、チャッ、チャッ、チャー」というアレか、というぐらいのイメージでしたから、「リベルタンゴ」がそうだといわれてもピンとこないわけですよ。ピアソラもそういった固定観念を越えて曲作りをしていた人のようですから、そう感じるのは、みんな同じかもしれませんけどね。

 

で、それでは、オリジナルの、「リベルタンゴ」をば、聴いてみようと、ピアソラのアルバムを物色するわけです。するとですね、なんと、「リベルタンゴ」というアルバムがあるわけなんですね。さっそく、ぽちっと入手。

 

全8曲なんですが、その7曲に「~タンゴ」とついている。頭の中に響く「ズン、チャッ、チャッ、チャー」というリズムにおののきながら聴いてみたらば、ヨーヨー・マの柔らかくしなやかなものとは全く違う、「リベルタンゴ」が流れてきたのであります。 

Libertango

Libertango

 

  

楽器の音色の違いもあるんでしょうけど、強烈なインパクトがありました。これをきっかけに、遅ればせながら、しばらくピアソラの世界にはまっていくのでした。

 

そして、アコーディオンのような楽器をもったピアソラがいるアルバムジャッケットを眺めながら、

バンドネオンて何だね?アコーディオンと違うのかね?

と思うのでありました。

1 発音の原理はどちらも同じで、ハーモニカと一緒。

2 アコーディオンは縦長、バンドネオンは正方形に近い。

3 アコーディオンは右側に鍵盤がついているのもあるが、バンドネオンにはない。

4 アコーディオンは一つのボタンで和音が出るが、バンドネオンは単音。

5 アコーデオンはランドセルをおなかで背負う感じだが、バンドネオンは手もち。

なーるほど。兄弟みたいなもんだけど、だいぶ違うんですね。これで、見ただけでわかる。

 

ピアソラの作品、本当にいいものがたくさんあると思います。「AA印の悲しみ」というライブ録音のアルバムがあるんですが、終了間際の壮絶と言ってもいい演奏など鳥肌が立ちました。 

AA印の悲しみ

AA印の悲しみ

  • アーティスト: アストル・ピアソラ,フェルナンド・スアレス・パス,パブロ・シーグレル,エクトル・コンソーレ,オラシオ・マルビチーノ
  • 出版社/メーカー: プラッツ
  • 発売日: 1999/06/19
  • メディア: CD
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今回は、「バンドネオンはアコーディオンではないのかい」という、お話でした。

 

でわ、また。