この曲が心地よい!

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「イタリアのプログレッシブ・ロックといえば、ニュー・トロルスもその一つ」 - Concerto Grosso Per 1

「プログレッシブ・ロック」

大上段に構えてしまったぞ。

 

定義というか、このことについて、ウィキペディアでは、次のように書かれています。

 プログレッシブ・ロック - Wikipedia

 

前衛的なものからシンフォニックなものまで、幅広いってことですね。

そして、ここで挙げられているバンドは、一応そういうバンドとして、オーソライズされているということになるんでしょうかね。

 

イタリアのとこに、「New Trolls」と書いてありますね。バリバリのプログレッシブ・ロック・バンドだと思ってましたから、良かったなーと。

 

そう、今回は「New Trolls」のアルバムのお話です。

「New Trolls」は、1966年に結成されたバンドで、ロックとクラッシックの融合という言葉とともに、よく聞く名前だと思います。

 

彼らの代表作と言えば「Concerto Grosso Per 1」(1971年)とされています。ま、異論を唱える人はいないと思います。

 

いきなりのヴァイオリン、そして激しいフルート、泣きまくるギター。

 

初めて聴いたときは、衝撃的でした。

 

今、初めて聴く人も、おそらく、衝撃を受けるでしょう。

んー、受けるんじゃないかな。

 

あー、受けるといいな。

 

私は、懐かしく聴いてしまうものですから、当時のような気持ちには、もうなれませんしねえ。

ちょっと、古さを感じてしまっちゃったりもして。

あしからず。

 

とにかく、大袈裟ですが、音楽をジャンル分けすることの意味を考えさせられた気がしたのです。

 

ジミヘンに捧げたという(というか、サブタイトルで「Tribute to Jimi Hendrix」とかついてますからね。)「Shadows」などは、暴れまくっているっという感じですよね。

 

5曲目の最初の部分、LPで言うとB面の導入部分ですね、厳かにキーボードが流れ始めたのち、突然、堰を切ったようにヴォーカルが、フルートが、洪水のように・・・。

 少し落ち着いたところで、再びドラマティックに響くフルートに溺れていく。

テンポよく、リズムが刻まれた後、ギターが泣き、ドラムが唸る。

そして、フィナーレへ。

 

かなり、ヘヴィですよね。

 

Concerto Grosso No. 1

Concerto Grosso No. 1

 
Concerto Grosso

Concerto Grosso

 

 

話は変わりますが、先ほどのウィキには、こんなことも・・・。 

プログレかどうかは聞き手が決める場合も多く、本人はプログレのつもりでも他者が見ればプログレでなかったり、逆にプログレという言葉を知らないミュージシャンの音楽が、プログレとして評価が高いといったことも少なくない・・・・上記ウィキペディアから引用

ということで、音楽のジャンル分けなんてのは、ハッキリ言ってビミョーなとこなんでしょうね。

 

最後は自分、自分の感性を信じるということで。

 

「イタリアのプログレッシブ・ロックといえば、ニュー・トロルスも代表的な一つ」ですよねえ、そして、「Concerto Grosso Per 1」は、古さは否めないけれども、ヘヴィな心地よさがあるよ、という話でした。

 

でわ、また。