ジャン・ミッシェル・ジャール(Jean Michel Jarre)という、シンセサイザー奏者がいます。
ジャンルでいうと「ニュー・エイジ」とか言う分類になるようですね。
フランスの方で、1948年生れ。いつの間にかお歳を召されてしまいました。
あの、女優「シャーロット・ランプリング」(Charlotte Rampling)の旦那サンであった人でもあります。過去形ね。
「あの」と書きましたけど、私でも知っているくらいだから有名なんじゃないかという、思い込みからのモノなんですが、そのへん、どうなんでしょう。
確かに、何の映画に出てましたっけ?と聞かれると、最近のものは即座には出て来ませんけど。たぶん、私が知ったのは「愛の嵐」(1974年)なんだろうなあ。最近の出演作は観てませんね。お綺麗な方だったかと。
話が横道にそれてしまった。
そのジャールさんですが、一枚しか作品を作らずに、それをオークションにかけたこともあるようです。
「Music for Supermarket」(1983年)ってやつなんですが、「音楽業界が、ヨーグルトや歯磨き粉をスパーマーケットで売るように、レコードを売るようになってしまったことを指摘したかった」のだそうです。
当時、69,000フランで落札されたとか・・・。
そんなことが、ココに書いてある、と思われる。
※リンク張っていいのかわからないので、プレーンテキストで
また、話が横道にそれてしまった。
で、ですね、そんなジャールの初期の頃の音楽が好きですね。その頃の作風とか方向性とかを評価してというよりも、おそらくは私のその時の嗜好、感性が、そう受け止めたということなんでしょう。ですから、最近のモノがどうだということではないです。念のため。
さて、たくさんある中で、おススメを一つ挙げるとすると、2作目の「Equinoxe」(邦題は「軌跡」、1978年)が一番ですかね。特にPart4がいいです。
どういいのか説明しろよ
と言われてもうまく説明できません。
メロディ?なのかなあ。
シングルカットもされているので、私の特別な感覚というモノでもないと思うんですが、ま、フィーリングが合ったということで、ひとつ、よろしく。
Part5は、RADO(時計)のCMにも使われており、これもシングルカットされています。
確か、夜遅くにFM放送を聞いていて、流れていたのが気になって手にしたハズです。
アラン・ドロンの出演していた「燃え尽きた納屋」(Les Granges Brulees、1973年)という映画の音楽も担当していました。これは、くらーい音楽でした。ちょっと心地よくはなかったですね。映画がくらーいからかなあ。
とにかく、後年に「レコードはヨーグルトや歯磨き粉じゃないんじゃない」って業界に指摘したジャールの「Equinoxe Pt.4」は心地よいぞという話でした。
でわ、また。