ポール・ウェラー(Paul Weller )という人がいます。
「ザ・ジャム」(The Jam)、あるいは、「スタイル・カウンシル」のフロントマンですね。
知っている人は知っている。
そんな人ですね。
話は変わって、「Black Is The Collor Of My True Loves Hair」っていう、トラディショナル・ソングがあるんですが、私は、ニーナ・シモンが歌っているモノを聴いて、その歌の存在を知りました。
その辺のことは、前に書かせていただいています。
すごく気に入ったので、他のアーティストのヴァージョンを聴こうと、色々と探しているうちに、ポール・ウェラーのヴァージョンを見つけました。それも以前書いた通りです。
それは、彼の「Studio150」(2004年)というアルバムに収録されています。
この曲の他に、「All Along The Watchtower」なんぞも収録されていて、私的には、「いいアルバムに出会えたなあ」と思っています。
で、そのアルバムに「The Bottle」という曲がありました。
コレが、またまた、すごく気に入ったのであります。
このアルバム自体、ウェラー自身の曲は無く、全曲カヴァーです。当然「The Bottle」も、ポール・ウェラーのオリジナルではありません。元歌は、ギル・スコット・へロン(Gil Scott Heron)という人のものでした。
結構有名な方のようですが、私は、
全く知りませんでした。
ボブ・ディランにも比較されるような人なのにですよ。
ここで、また、新しい出会いがあったわけです。
で、この「The Bottle」なんですが、彼の4枚目のアルバム「Winter in America」(1974年)の5曲目に収録されています。アルバムごと聴いてみました。
ついでに言えば、このアルバムは「名盤」といわれているし、「瓶」は、彼の代表曲だというではありませんか。
何で知らなかったんでしょうねえ。
アルバムにはラップもありますが、基本的にはジャジーな感じなんでしょうか。メロウでもあるし、ファンキーでもありますね。
「The Bottle」は、アルコール依存症を題材にしたモノだということを聞いて、初めてこの「瓶」が主として酒の瓶のことを言ってるんだな、というのがなんとなーくわかりました。
知らない人は、聴いてみましょう。
でもですね、私がお薦めしたいのは、ポール・ウェラーのヴァージョンですね。
「All Along The Watchtower」も、少しおとなしい感じでけど、いいっすよお。
「瓶なんてタイトルついてて、どうよって思ったけれども」、曲は聴いてて心地よいぜ
え、という話でした。
でわ、また。