この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

レコードプレーヤー、逝きました

我が家のオーディオは、

古いものばかりなんです。

アンプとCDデッキは

比較的新しいですが、

それでも20年ほど経ちますかね。

マニアというほどではないので、

入門機クラスのモノばかりですが。

 

さて、ターンテーブルは、

1981年発売の

テクニクスSL−5。

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当時45,000円もしたんですよ。

必死にバイト代を貯めて

買った覚えがあります。

それまで使っていた

パイオニア製ベルトドライブに

代わって、我が家の中心的プレーヤーとして

頑張ってくれていました。

 

リニアトラッキングの針が動かなくなって

ベルトを交換したのが6年近く前。

www.kokochiyoi-blog.com

輪っかを交換しただけで

見事に復活をしてくれたのですが、

今度は電源を入れても

うんともすんとも言わなくなりました。

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ココんとこ(写真のオレンジ色のトコ)が

赤く光って、針のポジションを

教えてくれる仕様ですが、

何度電源を入れなおしても、

光ってくれないんですね。

(-ω-;)

もちろん、ほかの稼働部分も

まったく動きません。

 

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おそらくはこの電源部分・・。

トランスかなにかだと思いますが、

さすがに電子部品を交換してまで

使い続ける元気もなく・・・。

廃棄することになりました。

一応DDだったんですけどね〜。

40年来の友ではありますが、

ついに別れのときが来ちゃいました。

 

レコードを聴けないのは

かなり寂しいので、

代わりにオーディオテクニカの

入門機AT−PL60Xをお招き。

 

こんなに安っすいプレーヤーですけど、

あたしゃ満足していますよ。

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見た目のチープな感じは

お値段なりかと思います。

特にトーンアームあたりが・・。

そして筐体も軽いのなんのって。

 

ま、実際安いんだし(笑)、

仕方ないトコですよね。

ただ、今のわたスの耳には

これで十分だと感じましたね。

 

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とりあえず、プレーヤーがあるぞ、

というだけで心が落ち着きます。

ちなみにターンテーブルにのってるのは

ASIAの「詠時感」でやんす。

コレも1982年リリース、

40年以上前のシロモノですな。

プレーヤーと一緒に

買ったわけではありませんけどね。

詠時感~時へのロマン~

詠時感~時へのロマン~

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でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。

You don't fool me

こんばんわ、ニナシモネでっす。

2月にクイーンのライブに

行ったからだとは思うんですが、

最近やたらとクイーンの曲を

聴きまくっていますねえ。

それも、ライブでやらなかった

「The Prophet's Song」とか

「Brighton Rock」とか・・。

 

そんな中で、ちょっとした

マイブームというか

ヘビロテしているのが、

「You Don't Fool Me」

という曲です。

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淡々と刻まれるリズムと

繰り返されるヴォーカルのフレーズが、

言いようのない雰囲気を作り出してます。

そして哭きまくるギター。

何度聞いても飽きませんねえ。

 

クイーンの最後のアルバム

「メイド・イン・ヘブン」

(Made in Heaven、1995)に

収録されている1曲です。

フレディ・マーキュリーの死後に

発表されたものですので、

収録されている曲は、

過去に発表された曲や未発表の曲、

音源の断片を再編集するなどして

作られているんですが、

中でも、「You Don't Fool Me」は、

フレディが残した複数の曲の

録音テープの断片を組み合わせて、

作成されたとのことです。

その土台を作ったのが

プロデューサーのデイヴ・リチャーズ

という人なんだそうですね。

ずいぶんと時間をかけたらしいですが、

今の時代だとAI技術で

すぐにもできちゃうのかもしれません。

そんな時代じゃなくてよかったと思いますね。

 

同アルバムからは、

5枚目のシングルカット曲で

当時、クラブが全盛だったこともあって

クラブ用のリミックスが

16種類もあるらしいですよ。

例えばこんなのとか。

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15分でも、全然平気さオイラ(笑)。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。

 

MADE IN HEAVEN/2011 REMAS

MADE IN HEAVEN/2011 REMAS

  • アーティスト:QUEEN
  • Virgin
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リフレインが叫んでいる

ローカル線の旅を3回続けるのは

気が引けたので、ここいらで

2度目のコーヒーブレイクです。

 

先日、「Delight Slight Light Kiss」

などという、松任谷由実の

古いアルバムを聴いていたら

どこかでわたスの名を

叫ぶ声がします。

まあ、家の中で、

「わたスの名を叫ぶ者」

といえば、リフレインではなく

球根さんこと嫁さんしかおりませんな。

ただ、叫ぶというよりは呼んでおった、

というのが正しいと思いますけども。

「へいへい」と返事しながら

声のした方へ向かいました。

 

Delight Slight Light KISS

Delight Slight Light KISS

  • アーティスト:松任谷由実
  • ユニバーサル ミュージック (e)
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このアルバム、1988年の

リリースですから、はや

30数年も経っちゃったんですね。

1曲目に「リフレインが叫んでいる」という

シングルの入ったアルバムです。

繋がりましたかな(笑)。

 

歌詞の

すりきれたカセットを

久しぶりにかけてみる

が、時代感じさせますね。

ふと思い出して聴き込んでおったのです。

偶然とはいえ何かを感じましたね(笑)。

 

話を元に戻しましょう。

「なんですの〜」

「いつも薄いっていうからさ〜」

「だからなんですの」

「藍がさ〜、濃く出たのよ」

見れば、毒薬を煮詰める

魔女の釜の如きモノが、

そこで異臭を放ってました。

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どうやら、ろうけつ染めで

藍を使っていたようです。

 

濃い藍色ってのが

わたス、大好きなんですよね。

なので、彼女が藍染をするときは、

必ずといっていいほど、

「もっと濃いほうがイイんじゃない」

とか無責任に言ってましたから、

この場は、決して無関心な言葉を

口にしてはなりません(笑)。

「ああ、確かに濃そうだね〜」

ダメ押しに

「実際、濃く染まると良いよね〜」

と言っておきました。

近く彼女が所属する染物クラブの

作品発表会に出品する染物を

鋭意作成中なんですよ。

その後、物干し場に干された

作成途中の染め物たち・・。

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モノによって発色が違います。

同じ染液で染めたとは思えません。

上の方はキナリのモノを染めたからか

緑がかった色になっています。

下の方は生地の薄さもあってか

濃いとは言い難いですが、

これまでの中では、より私の好みに

近いと言えますね。

だから何って話ですが(笑)。

 

今度は「リフレイン」に戻りましょう。

www.youtube.com

1分20秒あたり、

「どうしてどうして~」の

バックに流れるギターのリフが

最高に心地良いですよ。

ユーミンのアルバムには

数多く登場するギタリスト、

松原正樹サンですね。

もちろん短いけれど

耳に残るソロも、ですねえ。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。

主婦の友社の古いCDBOOKS

わたス、図書館なんぞで本を

借りることが、まま、あります。

たいていは9類の棚ですが、

たまに7類なんぞの棚を

覗くこともあります。

 

そんなたまにの出来事です。

 

「LOVE SONGS」と

「LOVE SONGS Ⅱ」という

タイトルのCD BOOKが

目に入りました。

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いかにも古そうな本です。

奥付を見てみると、

平成元年と書いてありました。

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著者は三枝成彰サンです。

 

昭和生れからすると平成元年なんて、

ずいぶんと新しいじゃないか、

という感覚なのですが

今から35年のほども前に

出版された本ですね。

十分に古いじゃないか(笑)。

 

西暦でいうと1989年ですから

バブル崩壊前です。

なのでこんな本も

出版できたのでしょうか。

作曲家のあまり知られていない

私生活について、書かれていて、

そうした生活の中で作られた曲を

解説しているという作りです。

 

紹介されているのは

・ジェズアルド

・モーツァルト

・ベートーベン

・ショパン

・シューマン

・ブラームス

・ワーグナー

※1収録

・シューベルト

・ベルリオーズ

・ビゼー

・チャイコフスキー

・マーラー

※Ⅱ収録

 

ジェズアルドを除けば

学校の教科書に載っている

超大物ばかりですね。

ただ、紹介されている曲は

私にはなじみのないものばかり・・。

聞いたことがあるのは

シューマンの「謝肉祭」や

ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、

ベルリオーズの「幻想交響曲」、

チャイコフスキーの「悲愴」ぐらいでした。

それとて、タイトルを知っているというだけで

実際に曲を聞いた覚えはありませんなあ。

 

そんな内容のCDBOOKを出せた

ってのはやはり時代のなせる

だったんでしょうかね。

ちなみに売価は税込み3,300円。

シリーズで20冊以上

出版されみたいです。

 

参考までにCD収録曲で

気になったモノの動画を

載せておきますね。

シューベルトの

「糸をつむぐグレートヒェン」。

www.youtube.com

歌詞はゲーテのものだそうです。

シューベルトの初恋の人

「テレーゼ・グロープ」に

歌ってもらおうと思って作った

(と三枝氏は書いてます。)

らしいですぞ。

彼女は当時16歳のソプラノ歌手で、

シューベルトは18歳だったとのこと。

 

歌はいらないけれども

ピアノはいいなあと思いました。

リストがピアノ独奏用に

編曲したものがあったので

そちらも聴いてみましたが、

やっぱりこにらの独奏の方が

好きですね。

www.youtube.com

リスト、すごいぞ(笑)。

 

4年に1度の閏年の特別な日に

こんな他愛も無いことを・・。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。

スイッチ 悪意の実験

「スイッチ 悪意の実験」

という本を読みました。

 

「潮谷 験」の2021年の

デビュー作にして、

メフィスト賞受賞作です。

今頃といえば今頃なんですが、

文庫版が出たからというのも

理由のひとつですかね。

展開も早く、面白かったですね。

飽きずに読めました。

 

で、この話の中に

「ヴァン・ダイク・バークス」

という音楽家の「ソング・サイクル」

というアルバムの話が出てきます。

主人公の心の内を表現するツールとして

何度も、ですねえ。

これが、とても気になりました。

 

とりあえずユーチューブで

サクッと聞いてみました。

www.youtube.com

⇧これはアルバムの5曲目です。

たしかにぞわざわして

落ち着かない音楽ではありますね。

主人公の心の内を説明するのに

ちょうどいいと思ったんですかね。

 

技術的には、いくつもの音源を重ねた

すごいモノらしいです。

面白いとは思いましたけど、

自分にとって、心地よい音楽では

なかったですね。このことは確かですな。

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。

 

クイーン+アダム・ランバート

昨日、熱田神宮へお参りにいった

という話をしました。

www.kokochiyoi-blog.com

 

白状しましょう。ついででした。

実は、せっかく名古屋くんだりまで、

出ていくからということだったんです。

メインは、クイーン+AL

ライブだったんですよね。

 

もう来日するのは最後かも・・

というので、万難を排して

行くことにしたわけなんですよ。

数十年の人生の中で

ドームのコンサートは初めてです。

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地下鉄名城線の

ナゴヤドーム前矢田駅が

最寄りだというので、

慣れない地下鉄構内を、

あちこちウロウロしながら

駅にたどり着きましたが、

降りてしまえば、周りの人と

目的は同じですから、

その波に流されて行くうちに

ドームが見えてきましたね〜。

 

熱田神宮より人口密度が高い(笑)。

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トイレまにで列ができていて、

何番近くの方が空いてますぜ〜と

アナウンスが流れていたのが印象的でした。

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この看板の前も人だかりができていて

奥のゲートに行くのもひと苦労でしたね。

ようやくたどり着いた座席は

スタンドのポール寄りで、

角度的にはちと残念でした。

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私らぐらいの年代のお客さんが

多いのかと思いましたが、

かなり若い方も入場されてました。

きっと2018年公開の映画

「ボヘミアン・ラプソディ」で

ファンになった若い方が

大勢いるんでしょうねぇ。

 

当日のセットリストは

こう⬇だったらしい。

・Machines (Back to Humans) / Radio Ga Ga
・Hammer to Fall
・Another One Bites the Dust
・I'm in Love With My Car
・Bicycle Race
・Fat Bottomed Girls
・I Want It All
・Love of My Life
・Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
・Drum Solo
・Under Pressure
・Tie Your Mother Down
・Crazy Little Thing Called Love
・I Was Born to Love You
・(You Take My Breath Away)
・Who Wants to Live Forever
・Guitar Solo
・Is This the World We Created…?
・A Kind of Magic
・Killer Queen
・Don't Stop Me Now
・Somebody to Love
・The Show Must Go On
・Bohemian Rhapsody
Encore:
・We Will Rock You
・Radio Ga Ga
・We Are the Champions

 

改めて見てみると、え?

やってました?というのも

あったりなんかして(笑)。

 

A Day At The Races、

The Worksからそれぞれ4曲、

A Night At The Opera、Jazzからそれぞれ3曲

The Game、News Of The World、

A Kind Of Magicからそれぞれ2曲

Sheer Heart Attack、Hot Space、

The Miracle、Made In Heaven 、

Innuendoからそれぞれ1曲です。

 

観客数は3万人だったらしいです。

わたスの人生で一度に見た

最多の群衆になりました。

 

アダムの声ってずいぶんと

透き通った声なんですね。

突き抜けるような高温が

心地よかったですよ。

でも、ときどきToshiの声に聞えたりして。

ポール・ロジャースとは

また違った魅力があったように思います。

 

特に、アダムのキラークイーン、

良かったと思いますよ。

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家に帰って自宅のセットで聴いても

ライブ会場と同じ音圧が感じられない。

しばらく、この物足りない感覚が

続くんでしょうね〜。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。

久しぶりにじっくりと聴いたEC

ECと聞くと

何を連想しますか?

今の時代だと、

電子商取引(Electronic Commerce)

でしょうかねえ。

しかし、わたスの場合だと、

これまではエリック・クラプトン

(Eric Clapton)だったんです。

ja.wikipedia.org

 

じゃあ、今は違うのか?って、

誰も聞いてくれないので

勝手に言いますけど(笑)、

今は違います。

今は、オイゲン・キケロ

(Eugen Cielo)なんですよ。

何それ?ですよね。人の名前です。

ja.wikipedia.org

ルーマニア出身のジャズピアニストでした。

 

その人のアルバムに

こんなジャケットのモノがあるんです。

パッと見、「EC」が

印象に残るでしょう?そんなわけです。

 

オイゲン・キケロは、

クラシックの曲を、ジャズ風に

アレンジして演奏することで

人気を得たピアニストで、

アルバムもそういうモノが多いです。

 

このアルバムに収録されている曲のひとつに

モーツァルトの「Fantasy in D Minor」

(Fantasia in D MInor,K.397、幻想曲第3番)

ってのがありますね。

好きですねえ、これ。こういう曲です。

www.youtube.com

こいつを、ECが演ると

こんな風になります。

www.youtube.com

冒頭こそ、普通のクラシックと

おんなじ雰囲気ですが

1分過ぎからちょいと変わってきますね。

中盤以降は「Swinging」ですよね。

 

あの「枯葉」も「EC」が演ると

こんな雰囲気に変わります。

youtu.be

まったくもっておもしろい。

コレも先ほどのアルバムに

入ってますよ。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。