この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

「ちょっと、おかしいんじゃねえの?の ”おかしい” は狂ってるっていうことでもないんですよね。」 - Crazy he calls me

「Crazy he calls me」

彼は、私のことを、

「クレイジー」だという

という意味になりますかね。

 

そういう歌があるんですよ。

1949年に世に出た曲で、

ジャズのスタンダードになっています。

 

冒頭の部分を歌詞をちょっと載せておきましょう。

I say I'll move the mountains
And I'll move the mountains
If he wants them out of the way
Crazy he calls me
Sure, I'm crazy
Crazy in love, I say

 

「クレイジー」っていうと

「狂った」という意味だよと

ガッコで習った気がしますが、

どうもそういうニュアンスでは

ないようですね。

悪い意味だけでもないようですし。

難しいですね。

 

で、ここでのクレイジーは、

「バッカじゃねーの。」とか

「恋焦がれて、おかしくなっちゃって」

ぐらいの意味なんでしょう?。

 

「あなたのためなら、山だって・・」

というところがセツナイですね。

 

「フォール・アウト4」という

ゲームをしたことがある人は、

ゲームの中のラジオから流れてくる

この曲を聞いたことが

あるかもしれませんね。

 

ゲームに使われているのは、

「ビリー・ホリデイ」が

歌っているものですね。

Billie Holiday - Crazy He Calls Me - YouTube

 

話が横にソレますが、

「フォール・アウト」系のゲーム、

私は好きなんですけど、

カラダが受け付けないというか、

ものの数分で、頭が痛くなっちゃうんです。

ぐるんぐるん、画面が動くのが

ダメみたいですね。

酔うみたいで。

三半規管が弱いんでしょうね。

 

さて、話を戻しましょう。

スタンダードな曲ですから、

たくさんの人が歌ってますね。

「アレサ・フランクリン」とか

「ナット・キング・コール」などは

よく耳にするのではないでしょうか。

 

面白いのは、ナット・キング・コールです。

彼は男性なので、

「Crazy he calls me」ではなく、

「Crazy she calls me」になってます。

 

ただ、良く調べると、そもそもは、

「Crazy she calls me」であって、

ホリディが歌うということで、

「Crazy he calls me」になったのだとか。

そういわれれば、

「恋のためならなんだってする・・」

にしても女性の発想で

「山を云々」というのは

ないかもなあ。

 

あと、1970年から80年代に活躍した

リンダ・ロンシュタット

(Linda Ronstadt)

歌っていますね。

Linda Ronstadt / the Nelson Riddle Orchestra / Crazy He Calls Me - YouTube

 

リンダ・ロンシュタットといったら

こんな曲を歌っていたのに・・。

You're No Good - YouTube

 

私の中ではちょっとミスマッチですねえ。 

 

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What's New

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でわ、また。

 

 

 

「サックスという名前の サックス奏者がいるとはね。Aaron Sachs」 - Helen

ヘレンといえば?

 

西川きよし師匠の奥さん!

 

なるほど。

 

ググると、最初の方に

表示されますね。

 

そうでないにしても、

おそらくは、ほとんどの人が

女性の名前を想像するでしょうねえ。

 

実はですね「Helen」というタイトルの

ジャズの曲があるんですよね。

 

これも人の名前だと思うんですよね。 

ただ、歌詞とかもないので

確証はないですが。

 

「アーロン・サックス」

(Aaron Sacks)という

サックス奏者がいるのですが、

彼の演奏で知りました。

彼は1923年生まれのアメリカの

ミュージシャンです。

 

サックスという名前の

サックス奏者というだけで、

好奇心もりもりでした(笑)

 

オリジナルは1954年の

「Aaron Sachs Sextet」

というアルバムに収録されてます。

20分程度のボリュームですし、

音源は手に入らないのかなと

思っていましたけど、

最近(と言っても2013年)に

再発されていますね。

 

私は、須永辰雄さんの編による

「BETHLEHEMの夜ジャズ 2」

というアルバムに収録のモノを

聴いたわけですが、

22曲もあるなかで、

妙に惹かれましてね。

Helen by Aaron Sachs - YouTube

 

特に1分過ぎからですね、

ぐっと雰囲気が変わって、

ドラマチックだと思いました。

3分ほどの曲なので

ちょっと物足りないんですけどね。

 

アーロン・サクス・クインテット

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余談ですが、「Helen」という名前には、

なかなか面白い起源があるみたいですね。

 

でわ、また。 

「コニー・エヴィンソンっていう、オトナのジャズ・シンガーがいるんですよ→な~に~」 - Gypsy In My Soul

あ~、いきなり恥ずかしいタイトルで

スイマセン。

 

コニー・エヴィンソン

(Connie Evingson)

って知ってます?

 

つい昨日の話で引き合いに出しておいて、

「知ってるかい」って、

そりゃーねえんじゃないですかい?

みたいなセリフはおいておいて、と。

 

ベテラン・ジャズ・シンガーでやんす。

Connie Evingson - Wikipedia

英語版のウィキペディアでさえ、

この情報量!

誕生年すらかかれていない。

なぜですかねえ?

イイと思うんですけど。

 

前にこんな話をしましたよね。

www.kokochiyoi-blog.com

 

どっちかというと、こっちの方からの流れですね。

「ジプシー・スイング」 ってヤツ。

 

彼女のね、

「Gypsy In My Soul」

という曲が、いいなあ、

と思うわけですよ。

 

まあ、聴いてみましょう。

Gypsy in My Soul - Connie Evingson - YouTube

 

歌もさることながら、

ギターやクラリネットといった

楽器の音もイイですよね。

 

「Gypsy In My Soul」っていうのは、

1937年にペンシルバニア大学の「Mask&Wig Club」

という劇団の創立50周年を記念して

作られた曲だそうです。

違ってます?

The Gypsy in My Soul - Wikipedia

 

コニーエヴィンソン以外にも

数多くのミュージシャンが

レコード出してますね。

たとえば、ローズマリー・クルーニー

(Rosemary Clooney)。

Gypsy In My Soul - YouTube

なんか違いますよねえ。

ポップスですねえ。

 

Van Morrison - Gypsy In My Soul - YouTube

これはこれで、なかなかイイんですけどね。

やっぱり、女性の方が・・・。

なかでも「コニー・エヴィンソン」ですよね(笑)。

 

彼女の同名のアルバム「Gypsy In My Soul」(2004年)

に収録されています。

ほかにも、「Lullaby of the Leaves」とか

「Django's Premonition」、

「I Cover The Waterfront」など、いいですよ。

 

Gypsy in My Soul

Gypsy in My Soul

 

 

でわ、また。

「葡萄をむいてと言われたときに、葡萄だけで済むのかっていう話。」 - Peel Me A Grape

文旦のピール作ったという

お話をしましたよね。

www.kokochiyoi-blog.com

 

「ピール」には、名詞としての

「果物の皮」という意味のほかに、

動詞としての「むく」とか

「はぐ」とかいう

意味がありますよね。

皮剥き器をピーラー(peeler)といいますもんね。

 

この、「むく」とか「はぐ」とか

いうところに、並々ならぬ

刺激性を感じるのは

私だけでしょうか?

 

え、単刀直入に言えって?

 

では、直球で。

 

「Peel me a Grape」っていう

曲があるんですよ。

私の語学力では訳せません。

「Peel a Grape」だと、

葡萄をむく、でしょうねえ。

「Peel」のあとの「me」がね・・。

どういう意味なのでしょうか?

と言う話です。

 

デイブ・フィッシュバーグ

(Dave Frishberg)というアメリカ人の

手によるものだそうです。

英語版のWikipediaに

記述がありますね。

どぞ。

Dave Frishberg - Wikipedia

Dave Frishberg: Songs

 

 

1962年の作詞作曲のようですね。

 

で、どんな曲かと言うと

こんな曲です。

Diana Krall - Peel Me a Grape - YouTube

 

いい曲でしょう?

ダイアナ・クラール(Diana Krall)の

「ラブ・シーンズ」 (Love Scenes、1997年)

というアルバムに入ってます。

 

さあ、問題の歌詞に

参りましょう。

全文は、ググっていただければ

イイかと思います。

ところどころつまんでみました。

 

Pop me a cork, french me a fry

Crack me a nut, bring a bowl full of bon-bons

Chill me some wine, keep standin' by

Just entertain me, champagne me

Show me you love me, kid glove me

Best way to cheer me, cashmere me

I'm getting hungry, peel me・・・

あれもこれも「私に・・」という

作りだと思うんですが

最後は、おもわせぶりに「peel me」だけ。

歌のテンポもゆっくりで

歌い方も、明らかに違いますよね。

「Pop me a cork」のところで

コルクの抜ける音が入っているのは

愛嬌だとしてもですよ。

 

Here's how to be an agreeable chap

Love me and leave me in luxury's lap

Hop when I holler, skip when I snap

When I say, do it・・・

変な方向に意図的に解釈したくなりませんか?

 

ま、ダイアナ・クラールのヴァージョンは

そいう感じにとれてしまいますね。

 

昔のヴァージョンだと「アニタ・オデイ」の

歌がありますね。

Anita O'Day & Cal Tjader – Peel Me A Grape - YouTube

 

だいぶ違いますね。

「peel me・・・」で終わらずに

「a grape」も歌ってますし、

「When I say, do it・・・」で終わらずに

「jump to it」って続きますね。

 

だとして何か意味が変わるのかどうかは

私にはわかりませんが。

 

いずれにしても

何か危険な匂いのする

歌だと思います。

 

締めに、もう一曲。

Connie Evingson * Peel Me A Grape - YouTube

私は、これが一番好きですね。

ベースがいい味出していると思います。

コニー・エヴィンソンについては、

また今度書くのでよろしくお願いします。

 

Anita O'day The Verve Years 1957-1962 [Import]

Anita O'day The Verve Years 1957-1962 [Import]

 

 

Love Scenes

Love Scenes

 

 

Little Did I Dream

Little Did I Dream

 

 

でわ、また。

 

 

「誰かに彼女を横取りされたわりには、明るくないですか?」 - Somebody Stole My Gal

「Somebody Stole My Gal」

 

日本語にすると、

「誰かが、僕の彼女を横取りした」

ぐらいになるんですかね。

 

歌のタイトルだとすれば、

物悲しい失恋の歌だよな、

と想像しますよね。

 

この辺の思考の方向性は、

間違ってないと思うんですよ。

一般的、だと思うんですよ。

 

と・こ・ろ・が、

 

実は、こんな曲でした。

Somebody Stole My Gal - YouTube

 

曲を最初に耳にして、

タイトルを探し当てた場合と、

曲のタイトルからアプローチして、

たどり着いた人では、

おそらく、「!」の数が何倍も違うのではないでしょうか。

 

私は後者!

 

何がうれしゅうて、

✖本新喜劇のテーマソングを

聴かにゃあならんのだ!

 

そりゃあね、勝手にイメージを増幅した

私が悪いんですけどね。

 

ディキシーランドっていうんですかね。

妙に明るい感じの。

聖者の行進とか有名ですよね。

そういった類のジャンルが

好きな人がいましてね。

 

いろいろと聴かされた挙句に、

「僕はマイナー調のが好きなんだよ」

「じゃあ、こいつは、君にピッタリだよ」

と、そそのかされ

「そうかい、じゃあ聴いてみるよ。」

と鵜呑みにしたのが間違いでした。

 

もう時効ですけど。

まあ、ジョークだったんでしょうね。

遥か昔の話です。

 

そのまた原曲は、

「Leo Wood」という人が作ったもので、

歌詞の内容は

彼の実体験とも

言われているそうですが

定かではありません。

Leo Wood - Wikipedia

 

どうも、こんな感じだったようです。

Billy Cotton and His Orchestra - Somebody Stole My Gal (1933) - YouTube

 

まだしも、ですが、

悲しさのかけらも感じられないのは

何故でしょうかねえ。

 

Vintage Jam Session - 1954

Vintage Jam Session - 1954

 

もはや、レコードはないんでしょうねえ。

まあ、ネット上では、結構、聞けますからね、今は。

 

エビバディ!笑おうサンバ!!

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思わず、笑みがこぼれてしまう

心地よさは、あるかもです。

 

でわ、また。

 

 

「美女は後悔しないなんて言うのは本当なのか?」 - La Belle Dame Sans Regrets

「クリス・ボッティ」

(Chris Botti)

という人をご存知ですか?

 

アメリカのトランペッターです。

 

アルバム・デヴューは、

1995年の「First Wish」でした。

 

本人は不本意でしょうけど、

イケメン・トランペッターとして、

認知されてますよね。

 

彼のアルバムは、

何枚か聴いたことがあるんですが、

そのうちの一枚に、

「When I Fall in Love」(2004年)

というモノがあります。

 

これ、気に入っています。

 

スムース・ジャズというより、

もはやイージー・リスニング

といってもいいかもしれません。

 

ジャズのスタンダードのほか

ポップスなどを、あまーく

プレイしているのですが、

オシは、このアルバムの8曲目ですね。

 

「La Belle Dame Sans Regrets」

邦題を「悔いなき美女」

といいます。

 

「La Belle Dame」で美しい女性。

「Sans」が無い。

「Regret」が後悔。

ということですか。

 

これが、いいんですねえ。

 

もとは、「スティング」の歌なんです。

彼の6枚目のアルバム

「Mercury Falling」(1996年)

に収録されています。

 

何故だかはわかりませんが、

イギリス人の彼が

フランス語で歌っています。

お世辞にも上手とは

言えないらしいのですが・・。

 

まずは、原曲です。どぞ。

La Belle Dame Sans Regrets by Sting - YouTube

 

ポリス時代のような

尖った要素はないですねえ。

既にジャズ・バラード。 

 

そしてこの曲が、

クリス・ボッティのトランペットで

このように変わります。

Sting & Chris Botti La Belle Dame Sans Regrets - YouTube

 

もっとも、スティングの

ヴォーカルも、入ってますから、

ただの別ヴァージョン

と聞こえなくもないんですがね。

 

「ヒコヒコヒコ」っていう音がないくらい(笑)

 

余談ですが、ボッティのこのアルバムには、

「No Ordinary Love」という曲も

収録されていますね。

「シャーデー」の1992年のアルバム

「Love Deluxe」に

収録されていたものですが、

これも、いいんですよ。

Sade - No Ordinary Love (Official Music Video) - YouTube

 

オリジナルの雰囲気を残しつつの

アレンジですね。

Chris Botti ~ No Ordinary Love album version - YouTube

 

 

Mercury Falling

Mercury Falling

 

 

LOVE DELUXE

LOVE DELUXE

 

 

When I Fall in Love

When I Fall in Love

 

 

でわ、また。 

「スイカ男か、スイカ売りの男か、そこが問題か?」 - Watermelon Man

「ウォーターメロン」というのは、

日本語で言うところの

「スイカ」ですよね。

「Watermelon」ですね。

 

「ウォーターメロンマン」となると

どうでしょう?

 

「バットマン」→「こうもり男」

的な感覚だと、

「スイカ男」

になっちゃうんですが、

そうではないようです。

 

「スイカ売り男」

のことだそうです。

 

日本では見かけませんよねえ。

 

え、その「スイカ売り男」

どうかしたのかって?

 

そのまんま「ウォーターメロンマン」

っていう曲があるんですよ。

ハービー・ハンコックの。

 

聴いてごらんなさいよ。

Herbie Hancock - Watermelon Man - YouTube

 

「ヘッド・ハンターズ」(1974年)

っていう彼のアルバムに

入っているんです。

このアルバム、なかなか有名ですよ。

評価も高いですね。

私は、あまり好きではありません。

ファンキーなのがどう

ってことではないんですけど。

 

で、この曲、このアルバムが

最初なのではないんですね。

 

実は、「ヘッド・ハンターズ」から

遡ること12年、

1962年にリリースされた

彼のデヴュー作、「Takin' Off」

というアルバムにも入っています。

 

こんな感じの曲です。

Herbie Hancock - Watermelon Man - YouTube

 

あ、聴いたことあるっていう人

いるんじゃないですか?

 

私なんかは、むしろこっちの方が

聴きやすいですかね。

 

あなたは、どっち?

テイキン・オフ

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ヘッド・ハンターズ

ヘッド・ハンターズ

 

 

この曲は、始めは歌詞がなかったのですが、

あとで、ジョン・ヘンドリックスという人が

歌詞をつけました。

みてみましょう。

 

Hey, watermelon man

Hey, watermelon man

Bring me one that rattles when you lug it

One that's red and juicy when you plug it

Do you understand, watermelon man?

 

ってな感じです。

Jon Hendricks - Watermelon Man - YouTube

 

スイカ男か、スイカ売りの男か

判然としませんねえ。

 

歌詞があるってのも

オドロキだったんですが、

ガラガラ引きずっているものが、

赤くてジューシーなんですね。

スイカなんでしょうねえ。

違うんですかねえ。

 

判然としませんねえ。

心地よくないですねえ。

 

でわ、また。