この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

私の記憶に残るジャケット ナザレス Hair Of The Dog

記憶に残るLPジャケット。

第44弾は

ナザレス

(Nazareth)

「Hair Of The Dog」

です。

 

邦題は「人食い犬」ですね。

・・・どうなんだろ、ですね。

ヘアー・オブ・ザ・ドッグで

いいじゃねーか、と思わないでもない。

 

彼らのアルバムで

最も売れたアルバムです。

6枚目にしてやっとバカ売れ。

きっとこのジャケットの

おかげでしょうな!

 

ではこの中からタイトル曲をお聴きください。

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う~ん。

ジャケットがいいなあ、やはり。

売れた原因はそれだよ(笑)。

 

でわ、また。

私の記憶に残るジャケット マイルス・デイビス Big Fun

記憶に残るLPジャケット。

第43弾は

マイルス・デイビス

(Miles Davis)

「Big Fun」

です。

 

何がイイかって?

トランペットとその前に立つ女性の

構図がいいじゃあないですか。

トランペットの色と

背景の色の関係も気に入ってますね。

 

確か2枚組で片面に

1曲づつしか入ってなかったのかな。

20分超ばかりの曲が

計4曲という構成でした。

動画はありましたけど

長いんでね~。

音量を小さくして

BGMでしたかね。

収録曲は

1.Great Expectations

2.Ife

3.Go Ahead John

4.Lonely Fire

です。

 

でわ、また。

BIG FUN

私の記憶に残るジャケット スティーブ・ミラー・バンド Book Of Dreams

記憶に残るLPジャケット。

第42弾は

スティーブ・ミラー・バンド

(Steve Miller Band)

「Book Of Dreams」

です。

 

邦題が「ペガサスの祈り」ってんですが

おもいっきりジャケット寄りですね。

彼らの20枚近いアルバムの中でも、

売れたアルバムの一つです。

「天馬の祈り」でなかっただけでも

良しとしましょう(笑)。

 

ではこの中からわたスの一番好きな

「Winter Time」をお聴きください。

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邦題が「冬将軍」なんですが

このタイトルはなんだかな~ですねえ。

このバンド、基本的にはノリのいい

ロックが多い気がしますが

こういう曲もヤれるぜってことですね。

葉っぱは茶色いし

風が吹いて寒いし

鳥もいねーぜ!

って言ってるだけのように

思いますが、違うのか(笑)。

 

でわ、また。

お盆を過ぎて、夏を楽しむ。

お盆を過ぎて、夏を楽しむ、と

タイトルにしてみましたが、

場合によってはヒンシュクかもです。

なんやかんや言っても

「ステイホーム」の雰囲気で

いっぱいですからね。

 

ただ、おウチにいても

暑いだけなので、

ホンとに久しぶりに

お車でお外にドライブに

行ってきました。

すると、こんな景色に

出会っちゃいましたよ。

f:id:ninasimone:20200819171628j:image

ヒマワリですね。

150cmぐらいの高さの

少し小さめのヒマワリたちです。

f:id:ninasimone:20200820084915j:image

5反ぐらいの広さですかねえ。

観光客が通る道でも

ないと思うんですが、

実にきれいです。

ご苦労様ですと、畑の主の方には

言いたいところです。

f:id:ninasimone:20200820084946j:image

横から見てみると、

花が同じ方向に咲いているのが

見てとれますね。

f:id:ninasimone:20200820085005j:image

中には違うヤツもいますけど(笑)。

手前のヤツは上、向いてます。

そして、ヒマワリと言えば

この曲でしょう。 

www.youtube.com

主演はソフィア・ローレンでしたか。

名画ですよね。

そして名曲です。

ひまわり ブルーレイ [Blu-ray]

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しかし、私にはこれを上回って

記憶に残る曲があるのです。

これです。 

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さすがベンチャーズといいますか、

どっぷりと耳に染みついています。

お聞きになったことないでしょうか。

聞き覚えはあるんじゃないですか?

 

ところで、夏と言えば

海もはずせませんよね。

ということで、

満開のヒマワリを堪能したあとは

近くの海岸べりへ。

 

いやー、気持ちの良い眺めです。

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このときの気温は

「34℃」ではありましたが、

かなりの間、ボーッと

眺めてしまいました。

f:id:ninasimone:20200819171658j:image

当然ながら、ダダ流れる汗。

ふと「熱中症」の3文字が

頭をよぎったため、

慌てて車内にもどりました。

 

ところが、あーた!

海風に当たりながら

ボーッとしている間に

車内の温度は

とんでもないことに!

45℃とかになってましてね。

窓を開けておけば良かった。

 

おかげで、

エンジンをかけたあと、

しばし車外で待機することに

なってしまいました。

 

たっぷり汗をかいてしまったので

水分を補給しなければなりません。

年寄りは熱中症に万全の対策を

講じなければならんのです。

 

ということで、7月の終わりに

開店したばかりの

ハーブティーのお店に

寄ることにしました。

 

寄ると言っても

そのお店は、海とは反対の

山の方にあります。

これは「行く」ですね。

 

しばしのドライブとなります。

バックに流れてきたのは、

アンナ・マリア・ヨペック

(Anna Maria Jopek)の

「Tam, Gdzie Nie Siega Wzrok」

60km定地走行(もはや死語か)の

車内に流れるにはぴったりです。

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アンナ・マリア・ヨペック は、

ポーランドの歌姫ですが

このパット・メセニーとのアルバムは、

秀逸だと思いますね。

彼女の声が耳に心地よいです。

 

歌詞はポーランド語なので、

まったく何のことやら・・・。

タイトルは、

「見えない場所」という

意味らしいですが。

Upojenie

Upojenie

 

 

20分ほどのドライブで

目的地に到着です。

 

さっそく、熱中症に

効果のあるという

ブレンドをお願いしました。

 

こういう感じで

出てきましたよ。

f:id:ninasimone:20200819215006j:image

恥ずかしながら、

こんなオサレな雰囲気は

じじいには、似合いません。

なんかこっぱずかしいですね。

 

花と花と葉っぱの

組み合わせですね。

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教えていただいたのですが

もう忘れてしまいまして。

1つ覚えていたのが

左下の花ですね。

マロウ、別名ウスベニアオイ

という花ですね。

 

お湯を注いで

砂時計で時間を図ります。

 

すぐに鮮やかな色が出てきます。

f:id:ninasimone:20200819214918j:image

この色はおそらくマロウでしょう。

こんな花ですね。

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Alvesgaspar - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3349491による

ウィキペディアからの引用です。

 

ボットはハリオのものでした。

f:id:ninasimone:20200819214937j:image

うーん、いいなあ。

 

 まったりと、お茶を楽しんだら

川沿いの道を下って帰宅です。

 

くねくねとした山あいの道に、

わが愛車NDの回転数は

嫌が応にもあがろうというものです。

 

なんてね、おとなしく帰りましたって。

じじいですから。

 

小学生の日記になっちゃいました。

最後までお付き合い

ありがとうございました。

 

でわ、また。

くすんだ青色という色が、いいらしい。Dusty Blue

ダスティブルーという色が

あるらしいですね。

くすんだ青と言うことらしいです。

こんな色のようです。

 

シックというか落ち着いた雰囲気の

色だと思いますね。

大人の女性におススメの色らしいです。

 

そんな色をタイトルにした

曲があるんですよ。

ハワード・マギー

(Howard McGhee)

というトランぺッターの曲です。

とりあえず聴いてみましょう。

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どうでしょう?

2分過ぎのピアノはトミー・フラナガン、

2分40秒過ぎからのフルートは

ローランド・アレキサンダーとのこと。

彼はサキソフォン奏者らしいのですが、

フルートなんぞもやるんですね。

 

1960年の彼の「Dusty Blue」という

アルバムに収録されています。

 

ハワード・マギーという人は、

ビバップの初期のミュージシャンですが、

あまり知られてはいなかったようです。

 

評論家に人気のないミュージシャンは

音源が再発されることが少なく

埋もれてしまうことが多いと言っている

方々もおられますから、

この人もその口なんでしょうか。

評論家に人気のなかった理由に

活動期間が短いというのが

あるようです。

どうもクスリのせいらしいですね。

 

今はCDがあるようです。

Dusty Blue by Howard McGhee (2013-03-12)

Dusty Blue by Howard McGhee (2013-03-12)

 

このアルバムの収録曲は

以下の9曲です。

Dusty Blue

The Sound of Music

I Concentrate on You

Sleep Talk

Park Avenue Petite

Flyin' Colors

With Malice Towards None

Groovin' High

A Cottage for Sale 

クレジットを見ると、

参加ミュージシャンは次の通り。

 

トミー・フラナガン(p)

ペッパー・アダムス(bs)

ローランド・アレキサンダー(ts)

ベニー・グリーン(tb)

ロン・カーター(b)

ウォルター・ボールデン(ds)

 

よく知ってる名前も

まったく知らない名前も

並んでいますが、

ベースはロン・カーターだったのね。

彼のプロデビューは1959年の

チコ・ハミルトンのグループで、

と言うことですから

デビュー間もない演奏と言うことです。

 

2曲目に「The sound of music」が

が入っているのも興味深いですね。

www.youtube.com

柔らかいトランペットの音が

耳障りよいです。

 

ということで、

「DustyBlue」という

おしゃれな感じの曲の紹介でした。

 

最後までありがとうございました。

でわ、また。

 

 

朝のガスパール、夜のガスパール。

筒井康隆という作家をご存じでしょうか?

 

映画「時をかける少女」の

原作者というのが

一番通りがいいのでしょうかね。

本として世に出たのが1967年、

大林宣彦監督による映画化が1983年です。

この間、1972年にはNHKで

「タイムトラベラー」というタイトルで

ドラマ化されています。

私は、これでこの小説を知りました。

 

最近ですと、細田守監督による

アニメ化が2006年ですね。

これにしても、もう14年も前です。

ですが、今読んでも面白いです。

子供の頃の記憶の

刷り込みの影響は

大きいと思いますけど、

それを差し引いても、ですね。

時をかける少女 (角川文庫)

時をかける少女 (角川文庫)

  • 作者:筒井 康隆
  • 発売日: 2012/10/01
  • メディア: Kindle版
 

 

さて、そんな筒井康隆の作品に

朝のガスパールというのがあります。

筒井康隆コレクションVII朝のガスパール

筒井康隆コレクションVII朝のガスパール

  • 作者:筒井康隆
  • 発売日: 2017/11/20
  • メディア: 単行本
 

このコレクションバージョンの本、

どえらい厚いんですよね。

他の作品も収録されてますから。

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私がもっているのは

朝日新聞からでた

平成4年の最初の版です。

 

読者の意見を

ストーリーに取り込んでいく

という新聞連載ならではの

特性を活かした手法で

話題となりました。

このアイデアは筒井康隆が

最初では無いというのも

スゴいですね。

18世紀のイギリスの小説家

サミュエル・リチャードソンという人が

既に実行していたらしいのです。

そうこの本に書いてありました。

内容も筒井ワールド全開?

といった印象です。

 

この朝のガスパールという

小説のタイトルが、

モーリス・ラヴェルの

「夜のガスパール」から

きていると言う話は

これまた、有名です。

 

そして、ラヴェルの

「夜のガスパール」は、

フランスの詩人「ルイ・ベルトラン※」

の同名の詩集を題材にしている

というのも同様ですね。

※アロイジウス・ベルトランという表記が一般的でしょうか。

 

どうやら、インスピレーションは

巡るらしいです。

ラヴェルの「夜のガスパール」は、

ベルトランの「オンディーヌ」、

「スカルボ」、「絞首台」の

三つをイメージして作曲されたと

されています。

 

ベルトランの詩集というのは

あまり見かけない気がしますが、

(私の地域の県立図書館では

閉架書庫に隠れていました。)

ネットでは青空文庫などで、

原文も含めて読めるようです。

 

岩波文庫から出ていたモノが

手元にありますが、

あまり読んだ記憶はありません。

 

 

ちなみに「オンディーヌ」は、

水の精霊であるオンディーヌに

夫になるよう迫られるのですが

人間の女性を愛していると言って

断るといった内容です。

 

では、「オンディーヌ」をどうぞ。

www.youtube.com

 

次に、「絞首台」ですね。

詩の方は不気味かつ

非現実の風景を

表現しているようです。

 

最後に「スカルボ」です。

「スカルボ」というのは、weblioによると、

悪戯好きの妖精のことで、

部屋の中を目まぐるしくかけめぐり、

悪戯ばかりする。

のだそうで、そのタイトルのついたこの曲は

この様子をかなり特殊なテクニックを含む名人芸的な難技巧を盛り込み、鮮やかに表現している。あらゆるピアノ曲の中でも技術的に最も弾きにくい難曲として知られる1曲である。

なのだそうです。

 

心して聴きましょう。

www.youtube.com

 

まあ、クラシックは

よくは聴かないんですが、

なんかスゴいと言われて聞くと

そうなのかなと思います。

 

最後の「スカルボ」は、

引用の情報を差し引いても

なにか尋常でないモノを

感じますね。

そして聴くのは、

グラモフォンのアルゲリッチ!

ラヴェル:夜のガスパール

ラヴェル:夜のガスパール

 

クラシックはグラモフォンと

センパイに教わりました(笑)。

 

くそ暑い夏の夜に、

こんな音楽で涼んでみては

いかがでしょうか。

そう、そしてその手もとには

ベルトランの詩集が似合うと思います。

Gaspard de la nuit (French Edition)

Gaspard de la nuit (French Edition)

 

この類の本は、持っているというだけで

満足する魔力がありますね。

フランス語読めませんけど。

 

てなわけで、最後まで、

お付き合いありがとうございました。

 

でわ、また。

クロウタドリに、さようなら。

クロウタドリなんて、

あまり耳にしない名前ですよね。

ウィキペディアによると、

体長約28cm。大型ツグミの一種。雄は黒いからだに黄色いくちばし。目の周りが黄色い。雌のからだは雄に比べて淡く、嘴やめの周囲の黄色い部分が目立たない。

ということです。

また、この鳥を英名で

「Blackbird」と言うんだそうですね。

こんな鳥ですね。

f:id:ninasimone:20200811094209j:plain

英語版ウィキペディアのSannseさん - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=511254による

例によってウィキペディアから

画像をお借りしました。

 

「Black Bird」と聞いて

あの超音速偵察機「SR71」を

思い浮かべるのは、

マニアの方でしょうか。

私はマニアではありませんが

この偵察機は知っています。

カッコいいですよね。

しかし、配備が1960年代ですし、

ミレニアム前に退役してますから、

知らなくて当然かもです。

 

このほかクロウタドリというと、

ジェィムズ・リーヴズという

イギリスの詩人の本に、

そんな名前の入ったものが

ありましたね。

詩集 ライラックの枝のクロウタドリ

詩集 ライラックの枝のクロウタドリ

 

挿絵が

「エドワード・アーディゾーニ」

という人なんですが、

この絵がなかなか良いんですよ。

「あかいえのぐ」とか

「チム・・」シリーズの絵本で

有名ですね。

あかいえのぐ

あかいえのぐ

 

こんな感じの鳥ですから、

カラスか何かの別名か?

ぐらいにしか思わないのが

普通なのかも知れませんねえ。

 

で、そんなクロウタドリをタイトルに持つ

スタンダードナンバーがあるんですね。

「Bye Bye Blackbird」という曲が

それであります。

 

どんな曲なのか 

とりあえず聴いてみましょう。

www.youtube.com

マイルス・デイヴィスで

お送りしました。

「'round about midnight」からのチョイスです。

 

調べてみると

この曲が作られたのは、

1926年ということなのです。

ずいぶん昔に思いますが、

スタンダードナンバーとしては

普通なのですね。

作曲はRay Henderson、

作詞はMort Dixonという

人たちです。

 

歌詞の原文は次のとおり。

ええ! 歌詞があったのかって?

 

あるんですよ。

それならなぜに最初の一曲が

インストなんだって?

おお、そうですね!

流れ的に不適切でしたね。

Blackbird, blackbird, singing the blues all day

Right outside of my door.

Blackbird, blackbird, why do you sit and say

There's no sunshine in store.

All thru the winter you hung around,

Now I begin to feel homeward bound.

Blackbird, blackbird, gotta be on my way

Where there's sunshine galore.

 

Pack up all my care and woe,

Here I go, singing low,

Bye bye blackbird.

Where somebody waits for me,

Sugar's sweet, so is she,

Bye bye blackbird.

No one here can love and understand me.

Oh, what hard luck stories they all hand me.

Make my bed and light the light,

I'll arrive late tonight. Blackbird, bye bye

 

Bluebird, bluebird, calling me far away,

I've been longing for you.

Bluebird, bluebird, what do I hear you say

Skies are turning to blue.

I'm like a flower that's fading here

Where every hour is one long tear.

Bluebird, bluebird, this is my lucky day.

Now my dreams will come true. 

これを踏まえて、歌詞付きの動画を

どうぞ。

www.youtube.com

 

内容には結構、色々な解釈が

あるようですが、

大体の和訳は

こんな感じのようです。

ブラックバード、ブラックバード、

私の部屋のすぐ外で

一日中ブルースを唄ってるおまえ。

ブラックバード、ブラックバード、

なぜ、そこに座って、

この先も、陽の光は望めない

なんて言うの?

冬の間ずっと、そうやって

ぶらぶらしているおまえを見ていると

もう、家に帰ろうかとも思うんだが。

ブラックバード、ブラックバード、

陽の光がいっぱいあるところにね。

 

心配事も悲しみも

全部カバンに詰め込んで、
鼻歌でも歌いながら出ていくんだ。
さよなら、ブラックバード。


砂糖のように甘い誰かが、

待ってるところに帰るのさ。

さよなら、ブラックバード。

 

この町には、愛してくれる人も、

理解してくれる人もいない。

わたしに、つらい人生を強いるだけ。

ベッドの支度をして、

電灯を点けておいて、

今夜遅く着くから。

ブラックバード、さようなら。


ブルーバード、ブルーバード、

遠くから私を呼んでいるおまえ。

ずっと待っていたのさ。

ブルーバード、ブルーバード、

空の色が青空になるぞなんていう

おまえの声が聞きたいのさ。

 

このままでは、花のように萎れてしまう

ここでは、涙のように時が失われるよ

ブルーバード、ブルーバード、

今日が私の幸運の日なのね。

今まさに、夢がかなうのね。

おおむね、「ジャズ詩大全」という本の

モノを参考にしてます。

ジャズ詩大全2 (楽譜なし)

ジャズ詩大全2 (楽譜なし)

 

 

陽の当たらない生活をしていた私、

意を決して、その暮らしから決別するため

母親なのか彼女なのか、

の待つ家に帰ろうとしている、

(ひょっとすると誰もいないのかも)

そんな歌らしいですね。

 

ちなみに、先ほど話に出た

ライラックの枝のクロウタドリは、

「幸いあれ」って鳴くんですよね。

色々です。

 

インスツルメントで

聴くことが多いこの曲ですが、

今回、いろんな方の和訳を

読んでみて、なかなか深いなあと

思った次第です。

 

さて、歌詞の割には曲調が

明るめのように思いますが

旅立ちの歌と考えれば

仕方がないところでしょうか。

 

ただ、こんな雰囲気のものも

あるんですよ。

www.youtube.com

寝ちゃいますね。

子守歌か?ぐらいの雰囲気ですね。

でもいいでしょう?

歌詞は真ん中の部分だけですね。

Black Coffee: Best of the Decca Years

Black Coffee: Best of the Decca Years

  • アーティスト:Lee, Peggy
  • 発売日: 2006/06/06
  • メディア: CD
 

 

ほかにキース・ジャレットが

同タイトルのアルバムを出していますね。

だからというわけではありませんが、

彼の演奏も聴いてみましょう。 

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いかがでしたかね。

スタジオアルバムからの

音ではありませんが、

唸り声も含めて

ジャレットらしい響きですね。

バイ・バイ・ブラックバード

バイ・バイ・ブラックバード

 

 

演奏するミュージシャン次第で

曲の雰囲気がガラリと変わるなんてことは

よくある話ですし

それが面白いから聴き比べなんてことも 

するわけですよね。

 

最初のマイルスのヴァージョンは、

それまでパッとしなかった?この曲を

スタンダードに押し上げた名演だといわれています。

 

今回は、クロウタドリに関する

お話でした。

いかがでしたか?

最後に、ダイアナ・クラールの

歌声でお別れしましょう。

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こいつぃあ、いいでしょ。

映画「パブリック・エネミーズ」の

サウンド・トラックからでした。

 

最後まで、おつきあい

ありがとうございます。

 

でわ、また。