「L'Altra」って知ってますか?
「ラルトラ」と、読むようです。
シカゴ出身の男女デュオです。
1999年にケン・ダイバー(Ken Dyber)、エベン・イングリッシュ( Eben English)、リンゼイ・アンダーソン(Lindsay Anderson)、ジョセフ・デスラー・コスタ(Joseph Desler Costa)の4人で結成されました。2枚のアルバムをリリースしたあと、ダイバーとイングリッシュが抜けて、デュオになったようです。
2012年に「テレパシック」(Telepathic)という4枚目のアルバムをリリースしてからは、どうしているやら。
彼らのオフィシャル・ウェブサイトを見ても2013年で更新が止まっているようですね。
ま、それは置いておいて、この「テレパシック」と言うアルバム、なかなか、心地よいアルバムだと、思っています。
ジャンルでいうと「スロウコア」ってことになるらしいです。
何それっ!て思いましたね。
書きかけ項目となっていますが、ウィキペディアに記述がありました。
ロックのサブジャンルになるということなのですが、どうなんでしょうかね。ジャジーでもあり、ポップでもありロックでもありという、ボーダーレスな雰囲気ですね。
「スロウコア」ってググると、「コデイン」(Codeine)というバンドが出てくるんですが、残念ながら聴いたことがありません。その辺も、じっくりと聴いてみないといけませんね。
で、ジャンルはともかく、この「テレパシック」、決して静かではないんだけど、なぜか静寂を感じるのです。湿った空気感も漂っていて、この辺が、私の感性に合うんだと思います。サッドコアとも言われる所以でしょうか。
1曲目の「Dark Corners 1」などは、いったい何が始まるのかといった不安と期待を
持たせますね。
3曲目の「Big Air Kiss」は、バックにストリングスが入ったりして、雰囲気いいです。
このアルバムの中で、1曲をと言われれば、迷わず4曲目の「Boys」をおススメします。男性ヴォーカルがメインですが、寄り添うように聞こえてくる女性ヴォーカルが何とも言えない。
一度、聴いてみてください。きっと、ハマるでしょう(笑)。
「スロウコアが何かは知らないが、L'Altraって良いよね」ということで、特に「Telepathic」の「Boys」は、心地よいぞという話でした。
でわ、また。