バッハの曲をジャズでという発想は、ずいぶん前からあったようで、フランスのピアニスト「ジャック・ルーシェ」(Jacques Loussier)の「プレイ・バッハ Vol.1」(1959年)というアルバムが最初のようです。
私は、そんな知識はありませんでしたし、ジャック・ルーシェなるピアニストも知りませんでした。
知ったのは、マンハッタン・ジャズ・クインテットの「Air on the G String」(1997年)というアルバムを聴いてからですね。
だいたいね、アリアがなぜ「Air」なのかさえわかってなかったんですからね。
イタリア語と英語の違いなんですってね。フランス語では「エール」らしい。
で、私は、「G線上のアリア」なるものについては、パソコンのピンボール・ゲームのBGMとして認知はしていましたので、全く知らなかったわけではなかったのです。あれ、どこかで聞いた曲だなと、そして、このアルバムでバッハの曲だと知るわけです。
ジャケットのMJQだけ見て、「モダン・ジャズ・カルテット」のアルバムだと思って買ったんですけどね。
ホーンのほんわかとした音が、曲にピッタリだと思います。
3分辺りからが、ジャズって感じです。
そうそう、このアルバムにも収録されていますね。
Purple Jazz Project Insense Music Works 2011-08-10
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これはね、あの「魂のルフラン」とか「残酷な天使のテーゼ」が収録されてるんですよねえ。エヴァですねえ。G線上のアリアは“ついで”ですねえ。
おっと、いやいや、そんなことはないんですよ。こちらのアリアもボサノバチックでイイですよん。
でも、こういう、キワモノ的なアルバムって、すぐ廃盤になっちゃいますよね。一期一会的なとこがありますから、手に入れ時ってのが、大事になってきますよね。
ということで、「バッハのG線上のアリアってね、有名ですね。」、有名なだけでなくて、結構な昔からジャズ化されてるんですよね、そして心地よい演奏が多いですよね、という話でした。
でわ、また。