野菊
のぎく
ノギク
私は、日本らしいイメージを持つ単語だと思っています。「ノバラ」、「ノイチゴ」などにも似たようなイメージを持ちますが、「ノギク」ほどでは無いような気がします。
長い間、「ノギク」という種類の花があるんだと思っていました。
道端で咲いている、これを「ノギク」と言うんだと・・。
露出オーバーで白っぽいですが、薄紫色です。
色味は、こちらの方が近いかも。
ところが、「ノギク」という種類の花は
ない そうですね。
今頃、知りました。
図鑑などで、調べることもないですしね。
子供の頃の夏休みの宿題だった「植物採集」の時にでも咲いていれば、もしかすると調べたかも、ですね。
じゃあ、アレはいったい何なのだと、気になりました。
野菊で検索するといろいろと情報が出てきます。
どうも、「ノコンギク」か「ヨメナ」というモノになるようですね。
「ノコンギク」はまだしも「ヨメナ」の方は、キクという言葉すら含まれない名前になってしまってますねえ。
大抵、道端に咲いているのはどちらかなのだそうです。ただ、個体差が激しいようで、色も花びらの太さもまちまちだとか。
どうしたら判別できるのかいなと思っていましたら、こんなサイトを見つけました。
おおお。わかりやすい。
これからすると、写真はどうも「ヨメナ」の方のようです。
しかもそれは、食用になるようですね。
定かではありませんが、嫁さんに食べさせたとか、だから「嫁菜」と書くんだとかいう話もあるようですね。
ほうほう。
そして野菊と言えば、これですよね。
映像化もされてます。
我々の世代だと、
とか
ですよねえ。
山口百恵が1977年にテレビドラマ、松田聖子が1981年に映画でしたね。
でも、むかーし、お正月の深夜(だったと思うんです。)にテレビでやっていた、モノクロの作品の方が印象に残っています。
「政夫」と「民子」・・。
「さだ」はいかんよなあ・・。
秋ですねえ。
でわ、また。