この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング

児童文学だとおっしゃいますが、私にはぴったりでしたーはてしない物語

いつだったか忘れましたけれども、

雑誌かネットか何かで

「ミヒャエル・エンデ」という人の

「はてしない物語」が

人気面白があるのだ

ということを知りました。

 

1979年の発刊だということですね。

ちなみに日本語版は

1982年のに岩波書店からでています。

 

この小説が、実は1984年のあの映画、

「ネヴァーエンディングストーリー」の

原作だったとは

まったく知りもしませんでした。

 

そもそもこの映画も

見た記憶はないのですが、

少年が白い竜に乗って

空を飛んでいる映像は

何度も見たことあります。

 

その竜のクオリティの低さに

映画を見る気が失せたような・・・。

この映画、ストーリーの結末が

原作とは違っているとか、

その他もろもろのことで

原作者のエンデと揉めた

とかいう話ですね。

 

とにかく、記憶にあるのは

リマールの歌った主題歌の

PVのおかげでしょう。

www.youtube.com

 

そもそも、エンデというのは

児童文学の大家ということなので

この小説の対象も「子どもたち」

ということになるんでしょうね。

けれども、じじいの私が

読んでもいいじゃないかと、

逆に是非とも読みたいとの

強い気持ちに駈られてしまいました。

 

そして、気がついたらば、

岩波書店のエンデ全集版が

2冊、手元にありました。

 

なかなか凝った印刷で、

現実世界を書いている部分は緋色、

ファンタジー世界の部分は緑色で

印刷されてます。

f:id:ninasimone:20200830064237j:image

これだけでも私にとっては

所有の対象になる資格

十分の本なわけですよ。

 

書評等で

ソフトカヴァーでなく、

エンデの意思を再現した

ハードカヴァーを買うべし!

と書かれている意味が

わかりました。

 

地元の図書館には

なぜだかドイツ語版の原書が

おいてあったのですが

(誰が読むというのだろう?)、

それと同じ仕様なわけですよ。

f:id:ninasimone:20200830141228j:image

つまりは、文字は違いこそすれ、

オリジナルの体裁を再現しているのは

間違いがないわけですね。

 

それだけで、嬉しくなってしまいます。

ストーリーは今さらですけれども

かいつまんで言えばこんな感じです。

取り立てて人より優れたところが見つからない主人公(バスチアン・バルタザール・ブックス)は、ふとしたことから古本屋から盗んでしまった本の世界に、徐々に入り込んでいく。

本の世界は、幼ごころの君という女王が統べるファンタージエンという世界だった。だが、世界は今、虚無に侵食され崩壊の危機に瀕していた。その原因は、長い間、女王に新しい名前が与えられていないからだという。女王に名前を与えることができる人物を探し出すため、この世界の少年アトレイユは冒険の旅に出るのだった。

バスチアンは、最初はただの読者でしかなかったように感じていたがやがて、ファンタージエンに入り込んでいってしまい、結果、女王に名前を与えることに成功し世界を救うことになる。そして、世界の創造者になるのであった。

新しい世界では、現実世界での記憶と引き換えにファンタージエンでの望みを叶えていくのだが、真の望みを見つけられないまま、現実世界の記憶を全て失くしそうになってしまう。

そんななか、アトレイユたちの助けのもと、最後に残った自分の名前と引き換えにようやく現実世界に戻ることができたのであった。

彼の真の願いは、人に愛され人を愛する人間になることだった。

 あらすじにしては、荒過ぎますが、

まあ、読んでいただく方が早いでしょう。

 

この本を読んで、宮部みゆきの

「ブレイブストーリー」が思い起こされたのですが、

そう感じた方は他にもおられるようです。

虚無による世界の浸食といったところが

そう思わせるのでしょうかねえ。

 

児童文学、なかなかなものです。

でわ、また。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。