ボウズの男・・・。
釣りは好きだが、
釣果があった
ためしがなかったという
かわいそうな男。
そんなボウズの男の
釣り日誌です。
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家にカマスがやって来ました。
歩いてきたわけではありません。
まあ、釣ってきたわけですが。
私ではありませんよ。
行っても行っても、ほぼボウズ。
にもかかわらず、行くことを止めない、あきらめの悪い人が、です。
まあ、私も似たようなものなのですが、彼の方が上手だと私は思っています。
好きなんでしょうねえ。
「カマス」と聞くと「オニカマス」(Great Barracuda)を連想してしまいますね。
あのオッカネー魚を。
一般的には、単に「Barracuda」で、「オニカマス」のことを言うようですね。
「ハート」(Heart)のセカンド・アルバム、「リトル・クイーン」(Little Queen、1977)の1曲目に「バラクーダ」(Barracuda)という曲が入っているんですが、歌詞を読む限りは、「オニカマス」(スラングらしくて、オニカマスが何でも食べることから「がめつい人間」を指すとのことです。)ですねえ。
聞くところによると、所属のレコード会社が二人を売り出すためにあることないことをでっち上げたという話を皮肉ったものらしいです。
さて、今日は、ベテランの人に連れていってもらったようです。
ひたすら釣っていたようですねえ。
「どうなのお?」
と聞いても返事がなかったので、
「今日もボウズなのかなあ?」
と少し心配になっていたのですケドねえ。
が、案ずることはなかったようです。
結論からいうと、釣果はこれ。
大漁と言うほどでもありませんが、彼にしてみれば、それに等しい釣果でしょう。
刺し身にしてくれました。
包丁がね、切れないものですから、潰れ加減ですが、よくやったと、誉めてあげたいと思います。
「よくやった!」
彼は、にっこり笑っています。
見た目は鰺っぽい。
ツウは、皮をつけたまま食べるらしいですね。
残りは、開いて一夜干しにするとか言っていました。
確かにね、一夜干しは美味しいですよね。
炭火で炙るのがいいですよねえ。
釣果が良ければ、それなりに心地よいですよね。魚がうまければなおさらですよね、という話でした。
釣ったのが自分でなくてもですね。へへっ。
でわ、また。