「Guid Me Home」(2000年)というアルバムがあります。クイーン(Queen)のファンの方はすぐわかるかと思いますが、フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury )のアルバム「バルセロナ」(Barcelona)に収録されている曲名がタイトルになっています。
ティエリー・ラング(Thierry Lang)という、スイスのピアニストのアルバムです。
スタンダードなジャズ・ナンバーのほかに、クイーンの曲をいくつかピアノのソロで演奏しています。
ラング自体は、何枚もアルバムを出しているピアニストなんですが、なかなか日本では聞く機会がないかもしれません。
この人も、1956年生れといいますから、還暦過ぎちゃってるんですよね。
叙情的なアルバムが多いんじゃないかと。持ってる雰囲気は、間違いなく日本人好みだと思うんですけど、どうでしょうか。
で、特にこのアルバムは、ゆったりとした、そして静かな雰囲気を持った仕上がりになっていて、「グッド」だと思います。
先ほどのアルバム名にもなっている「ガイド・ミー・ホーム」のほかに、「テイク・ミー・ブレス・アウェイ」や「ボヘミアン・ラプソディ」などが収録されていますが、これらは、クイーン・ファンの人も、まあ、こんな雰囲気のクイーンもいいかなと、思っていただけるのではないかと。
私自身、クイーンは大好きですが、これは「アリ」だと思っています。
「ボヘミアン~」は、かなりインパクトのある曲ですので、さすがに原曲の中盤部分はそのままピアノでやっていないですけれどもね。
ただ、今は廃盤なのかな。中古ででも、出回っていれば良いのですが。
機会があれば、聴いてみてください。
「ブリティッシュ・ロックがピアノ・ソロ」になっても、なかなか心地よいぞという話でした。
でわ、また。