今、沈丁花が
咲いていますね。
いい匂いがしています。
沈丁花といえば、
石川優子ですねえ。
え、「さゆり」じゃねえのかって?
ああ、さゆりさんのも
ありましたねえ。
どちらも良い歌ですよね。
でも、わたスは、
石川優子の
「沈丁花」が良いです。
1976年の彼女の
デビュー曲ですね。
聴き比べてみます?
でわ、どぞ。
石川優子サンは、
チャゲとのデュエット、
「二人の愛ランド」の方が
有名でしょうか。
いや、今となっては、
ソレすらも知る人は
ないですかね。
1984年ですから、
36年も前ですもん。
そんなハナシは
どうでも良かったのです。
花の沈丁花のハナシですね。
花期は、2月から
3月にかけてといいますから
ちょうど今頃が、旬です。
数ある花の中で、
花のように見えるのは
実は「がく」だってのは、
良くあるハナシですが、
沈丁花もそうですね。
花弁は退化しちゃっているらしい。
だからかどうかは知りませんが、
沈丁花の花は
結構丈夫なんですね。
また、芳香があるのは有名ですし
毒があるのもよく知られています。
学名の「Daphne odora」は
ギリシャ神話の女神「ダフネ」、
「odora」はラテン語で香りという
意味らしいですよ。
なにゆえに「ダフネ」なのかは、
話せば長いので、
この辺、読んでください。
葉っぱが月桂樹に
似ているっていってもねえ。
ついでにいえば、
沈丁花に含まれている
毒の名前は
「ダフネトキシン」。
ダフネさん、さんざんですよね。
春に聴きたいこの曲にも
沈丁花が出てきますね。
この曲はね、ずーっと
ピアノの音だけを追って
聴いているとですね、
別の世界に行ける気がします。
沈丁花の香りと共に
別の世界に行っちゃうのも
アリではないでしょうか。
春は沈丁花、夏はクチナシ、秋は金木犀。
これを三大香木というのだそうです。
クチナシは、ずいぶん前に枯らしちゃって
今はありません。
このさい、揃えてみましょうか。
沈丁花、間違っても、
ローリエの代わりに
使わないようにしましょう。
でわ、また。