ボウズの男・・・。
釣りは好きだが、
釣果があった
ためしがなかったという
かわいそうな男。
そんなボウズの男の
釣り日誌です。
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このくそ寒いのに、
また、海に行った男がいたようです。
このカテゴリー、前回がこれ。
その前が、これ。
もはや、ほぼ、毎週と言ってもイイでしょう。
他にすることないのかなあ。
今回も、そういう話です。
土曜日に、飲み会がある
と言っていたんですね。
おそらくは、次の日に
なるまで飲んでいたと
思われるそいつは、
その夜には海にいたと言います。
イカ釣り漁船でしょうか。
暗くなるとさらにきれいですが、
薄暮の時の灯りが、一番だと思います。
これから時を置かずして、
最初の2ハイが
あがったようです。
透き通ったキレイな魚体ですね。
今回は、師匠は同行せず、
単身であったとのことでした。
「隣で釣っていた、人と仲良くなった」
「おじさんか?」
「よくわからない。タメかもしれない」
「で、朝まで頑張ったのか」
「うむ。おかげで、釣れた」
「ほう、どれくらい?」
「まあ、見てくださいよ」
で、この写真です。
左下に、小振りなイカが
いるでしょう?
メスだそうです。
「ちっこいのいるよ?」
「メスなんよ。今の時期は珍しいかも」
「ほう」
比べてみましょう。
上がオスで、下がメス。
オスより透き通って見えますね。
まあ、上がった直後は、
みんな透き通って見えますけどね。
大体20cm前後らしいです、メスの大きさは。
おそらく、先の方の白っぽいのは
卵ではないでしょうかね。
「どおしますの?」
「まず、師匠に報告する」
そう言いながら、メールを送信していました。
「そろそろ独り立ちの時期ですかねえ」
「いやまだまだですがね」
「いやいや、新しい門出やね」
「学ぶべきことはたくさん・・。」
「でも、もう誘ってもらえないのでは?」
「逆やと思いますねえ」
「というのは?」
「現場で、まだまだやなって言いたいと思う」
「なるほど。どこまでも師匠やな」
「隣の人今年入って10回は来てるって」
「週末の回数と合わんやないかい」
「そんな人ばっかりや。師匠もだけど」
「・・・。困ったもんですな」
「で、どおしますの?」
「やはり、刺身でしょう」
「そーか。できるの待っていますわ」
Diana Krall, departure bay - YouTube
ダイアナ・クラールが
あのエルビス・コステロと
一緒になったあとに
リリースされたアルバム
「The Girl In The Other Room」
に収録されている曲です。
でわ、また。