ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt)
正式な名前は「ジャン・バティスト・ラインハルト」 (Jean Baptiste Reinhardt)
え! 「ジャンゴ」なんてどこにもないじゃないか!
「ジャンゴ」は、ニックネームのようです。
それはさておき、ギターの名手ですね、彼は。
なーんちゃってジャズ・ファンの私でも知っています。
ジプシー・ジャズ・ギタリストとなっています。
ジプシー・ジャズって何やねん!
そうですねえ、なんでしょうねえ。
出典等が不十分となっておりますが、こんな感じのモノのようです。
43歳で亡くなったんですね。1953年のことです。
で、彼を偲んで、MJQ(Modern Jazz Qartet)というグループのピアニスト、ジョン・ルイス(John Lewis)が作った、その名も「ジャンゴ」(Django)という曲があります。
いい曲なんです。「ジャンゴ」(Django、1955年)というアルバムに収録されています。
静かでクラシカルな雰囲気を持った、
元祖MJQの演奏は、「ミルト・ジャクソン」の奏でるビブラフォンの音色が好きか嫌いかで大きく印象が変わるのではないかと思います。私個人は、微妙なところかなあという感じを持っています。
そうそう、以前、こんなアルバムを取り上げたことがあります。
このアルバムの7曲目にも収録されていますね。ギターソロで1分ぐらいの短いやつですが。なかなか聴かせますよ。
ギターと言えば、「グラント・グリーン」(Grant Green)の「Idle Moment」(1964年)にも収録されていますね。ここでは、ボビー・ハッチャーソンのビブラフォンをさりげなく入れてますね。イイと思います。
- アーティスト: Grant Green
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 1999/04/07
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このほかにも、キース・ジャレット、エディ・ヒギンズ、スティーブ・キューンといったピアニストのモノを聴きましたが、やはり、どれも心地よいですね。
で、私のイチオシは、「デビッド・ベノワ」(David Benoit)の「Standards」(2006年)に収録のモノですね。
これね、ベースはブライアン・ブロンバーグ、ドラムはグレッグ・ビソネット(デビッド・リー・ロスのアルバムに参加していましたよ。)なんですね。
2分過ぎからのベース・ソロがまた、いいんですよねえ。
ということで、「ジャンゴっていう曲があるんだが、これは名曲だと思うよ。」、そして「デビッド・ベノワ」のヤツは、なかでも心地よい、という話でした。
でわ、また。