先日、車を運転していて、フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)と言うイギリスのグループを、ふと思い出しました。
何故かって?
マックの看板のせいに決まっているじゃないですか。
私の地元では「マクド」とは言わないのです。
アルバム、「噂」(Rumours、1977年)で一躍世界に名を知られるようになったのですが、それより前(1960年代)から活動していました。当然、そんなことは、当時の私は知りませんでしたけどね。
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メンバーが、結構激しく入れ替わっていたイメージのあるバンドで、実際にそうだったみたいです。
で、前出のアルバムの成功は、1作前のアルバムから加入したリンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham)とスティービー・ニックス(Stevie Nicks)の影響が大きいと言ってもいいと思います。
その二人がフリートウッド・マックに加入するきっかけとなったのが、彼らが1973年にリリースしていた「バッキンガム・ニックス」(Buckingham Nicks)というアルバムです。
私も、「噂」を聴いてから、そのアルバムの存在を知った口です。
フリートウッド・マックのメンバーがこれを聴いて勧誘したということですから、聴いてみたいと思ったわけなんですが、これは仕方のないことでしょう。
そして、当時、ひどくハマった記憶がありまして、カセットテープに吹き込んで、何度も何度も聴いたものです。
収録曲は全10曲。ソフトロック、フォークロックという感じですか。
スティーヴィー・ニックスの独特の声が何とも言えません。ジャケットのスティーヴィーも若いですねえ。1948年生れですから、まだ20代だったんですね。
ジャズのナンバーとして知られている「ジャンゴ」(Django)なんかも収録されています。
特によく聴いたのが、ラストの「Frozen Love」です。4分過ぎからのギターが聴かせるなあと思うんですがどうでしょうか。
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「噂」に収録されている「Go Your Own Way」という曲も気に入っているんですがこれもリンジーの曲です。2分40秒ぐらいからのギターに「Frozen Love」と同じ匂いを感じてしまいます。
久しぶりに通して聴きましたが、良いアルバムだなと改めて思いました。
マックからフリートウッド・マック、そして、バッキンガム・ニックスへと繋がって、久しぶりに聴いた「Frozen Love」が心地よかったぞという話でした。
でわ、また。