ジャンつながりで・・・。
ジャン・リュック・ポンティ(Jean-Luc Ponty)という、フランスのヴァイオリニストがいるんですが・・・。
1942年生れといいますから、おお、この人も70オーバーです。
初めてのリーダーアルバムを出したのが1964年と言いますから半世紀を超えての活動ということですか。すごいです。
ジャズあるいはフュージョンというカテゴリーの方となっているようですが、かつてはフランク・ザッパのレコーディングに参加したり最近では元イエスのジョン・アンダーソンとバンドを結成したりと、ボーダーレスな感じですね。どっちかというとロック、それもプログレッシブよりなのかな。
実は、ザッパのアルバムにポンティが参加していたなんて知らなかったんですが、あらためて聴いてみるとヴァイオリン、間違いなく聞こえてきます。ピチカートなんかも入れてたりしてますね。いや、いい加減なもんだ。人の耳って。
え、私だけか?
いいや、そんなことあるまい。意識しないと聞こえないものってありますよね?
まあ、アンダーソンとのアルバムは、まんま「イエス」って感じがしないでもないですけど。
で、最近のものがどうということではないのですけれど、ポンティの場合、気に入ったアルバムはというと、昔のヤツになってしまうんです。曲をジャンルにこだわらずに聴くという、らく~な聴き方をしていると、どうしても、ピンポイントで波長が合った時期のアルバムが印象に残るということなのでしょうか。
1976年リリースの「極光」(Aurora)だと 1曲目の「Is Once Enough?」が、疾走感全開で、心地よいです。
プログレッシブ・ロックとしてみると「ミスティカル・アドベンチャーズ」(Mystical Adventures、1981年)は聴きごたえがあって、イイと思うんですが、どうでしょうか。 曲構成もね、~Suite Part1-5なんて、プログレっぽいんすよ。
「フュージョンというよりプログレッシブ・ロックだな」という感じのポンティの「Mystical Adventures」は、心地よいぞという話でした。
なんか、スイマセン。
でわ、また。