この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

最後の一葉

オー・ヘンリーの

「最後のひと葉」という作品は

皆さんご存じですよね。

今でもそうなのかは知りませんが、

私の幼少の頃は教科書にも

載っていた気がします。

最近では、どうなんでしょう?

若い人は、この話知らないんですかね。

 

私は、文庫本か何かの短編集でも

読んだ気がするのですが、

本棚を探しても見つかりませんでした。

 

突然、なぜこの話をするのかというと、

こういう児童書を図書館で

見つけたのですよ。

翻訳者は有吉玉青、

有吉佐和子の娘さんです。

佐和子さんは、恍惚の人とか

複合汚染とかをお書きになった人ですね。

そして、玉青さんは、

「恋するフェルメール 36作品への旅」

の著者として存じ上げています。

わたス、フェルメール好きなんです。

で、お話ししたいのはソコではなく

挿し絵の方なんです。

なんと、米倉斉加年です。

すごくないですか!

といっても、ご存知ない方には

ピンとこないでしょうけれどもね。

何故、児童書にこの人の

挿し絵なんでしょうねえ?

偕成社、やるじゃあないか。

 

昔、夢野久作の文庫本の表紙を見て

興味を持つようになったのですけれど、

(ドグラマグラとかですね。)

まさかこんな本の

挿し絵を書いていたとは。

 

1992年の刊行らしいですが、

現在は絶版ですかねえ。

偕成社のHPを検索しても

出てこなかったです。

 

ちなみに、理論社から出ている

この本の挿し絵は和田誠さん。

翻訳者は千葉茂樹さん。

私は存じ上げませんが、

児童書の翻訳をたくさん

なさっている方のようです。

 

たかが児童書の挿し絵といえど、

なかなか侮れないですねえ。

 

2冊とも図書館で借りてきて

読んで、というか片方は眺めた

といっても過言ではないのですが、

比べてみると、

微妙に日本語が違っていて

そのへんが興味深かったです。

原文とも比較しながら読んでいくと

翻訳者の意図とかも含めて、

もっと楽しめたかもですね。

もっとも、英語はよく

わからんのですけれども(笑)。

 

その後、ネットで古本を注文したのは

言うまでもありません。

何冊も、売りに出されていましたから

需要があるんですね、私みたいな。

断捨離しないといけない

歳なんだけどなー。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。