リサ・エクデール(Lisa Ekdahl)。1971年、スウェーデン生まれの女性ボーカリストです。 その容姿はストックホルムの妖精、その声は魅惑のミルキーヴォイス、と言われています。
この声に魅力を感じているファンは多いと思いますよ、絶対に。僕もその一人です。ロリータヴォイスというのか、いったい何処から出ているのかと思うような独特の声に、やられてしまったのです。心地よいのです。
いくら力説しても、そこは好き好きなので、「ちょっとねー。」と言う方もいるんでしょうけど、きっと。
ご結婚もなさって、お子様もおられるんですよ。
1994年のデビューになるかと思いますが、ファーストアルバムは、その名も「Lisa Ekdahl」。そして、スウェーデンでのグラミー賞で、年間最優秀アーティスト賞、年間最優秀女性ポップ・ロックアーティスト賞、年間最高売り上げアルバム賞を獲得し、一躍スターになるのでした。
その後、何枚かアルバムをリリースしています。スウェーデン語で歌っているものや英語で歌っているものがありますが、日本人の語感的には、英語の方が耳当たりが良いかもしれません。ジャンルは、ポップスということになるんだろうと思いますが、ピーター・ノーダール・トリオ(Peter Nordahl trio)とのコラボレーション・アルバムを2枚リリースしていて、これは、ジャズなのかなというところです。
自分の好きなジャズのスタンダード・ナンバーを中心に、曲をいくつかピックアップした感じですね。
その中で、私のお薦めは、2枚のコラボレーション・アルバムのうちの一枚、「Back To Earth」(1998年)の2曲目、「Nature Boy」です。
ベースの重さとヴォーカルのファニー加減、そしてピアノの軽やかさ。うまくマッチしていると思います。9曲目の「The Lonely One」も似たような雰囲気でいいですよ。
ジャケットね、横すわりしてるヴァージョンと2種類あるようです。
ジャケット飾りたい人は、そっちがいいかもね。
今も精力的に活動しているようですが、また、ジャズヴォーカルのアルバムを出してほしいなと思っています。
しかし、世の中、ほんとにいろんな声の持ち主がいますねえ。
でわ、また。