「デージー」って言ったら「ヒナギク」
私の脳内の辞書にはそう載っていたんです。
なので、「ブルーデージー」って言ったら「青い花びらのヒナギク」という認識でした。別名「ルリヒナギク」とも言うということで、こりゃあ間違いないでしょと。
おそらく貰われていく時機を逸したのであろうポット苗が、100円で売られていたので買ってきました。
よく見ると、プレートに「常緑小低木」とあります。
「???、デージーが???、常緑の低木???」
家に戻ると、さっそくパソコンに「ヒナギク」と打ち込みました。
そもそもの「デージー」という名前が付く植物に対する考え方が甘かった。
ブルーデージーのみならず、シャスタ・デージーもユリオプス・デージーも、みんな違うやん。
そうだったのか。まあ、大きくいえばキク科だけどねえ。いいか、そのくくりで。
朝、花びらが丸まっていたので、水切れになったのかと慌てて水をあげてやると、お昼にはこの気高いお姿に。まるで「フェルメール・ブルー」じゃあないですかい。
で、これは水切れなんかではなく、曇りの日とか夜になると、花弁が外向きに巻いてしまうのだそうです。
びっくりさせますよねえ。
蕾もついているので、二つ、三つと咲くのを楽しみにしようと思います。
花期も12月(おそらく暖地のことでしょうね。)ぐらいまであるようですし、花の少ない時期に頑張ってもらいましょう。
熱帯の植物で寒さには弱いらしいのですが、なんとか冬を越してもらおうと思います。
ちなみにですが、この「ブルーデージー」、プレートには「フェリシア・アメロイデス」と書いてありました。
英語のウィキに記事がありましてね。
Felicia amelloides - Wikipedia
「an evergreen shrublet」と記述されています。「shrublet」は、「小低木、小灌木」という意味だそうで、つまりは「常緑の小低木」となるわけですね。
勉強になりました。
ところで、「デージー」と言ったら「ヒナギク」のほかに、もう一つ私の辞書に載っている言葉がありました。
「ディジー・ガレスビー」です。
えっ、無理矢理だろって。
そのとおり。
本名は「ジョン・バークス・ガレスビー」っていうらしいですね。「ディジー」(Dizzy)は通称で、当人の無分別にも見える行動やそのテクニックから、そう呼ばれるようになったとか。私ゃ本名だとばかり思ってましたよ。
そんなガレスビーですが、彼の曲で有名なものの一つに「チュニジアの夜」があります。
この曲については、話題にしたことがありますね。
ほかにも「マンテカ」(Manteca)っていう曲も有名なんですよね。
もとは、「チュニジアの夜」と一緒に、こういうジャケットの「アフロ」というアルバムに収録されているんですが、出回ってないようですね。
なので、違うアーティストのアルバムをご紹介しましょう。
ガレスビーの、いかにもアフリカっていう雰囲気のものより、マイルドな仕上がりです。
さらにそれを都会的?にした感じになってます。
ガレスピーのを聴いた後でこのあたりを聴くと、何か「心地よい」感じがしちゃいますねえ。
ジャズ・ファンの方々に叱られそうですが・・。
いやあ、もはや「デージー」とは何の関係もなくなってしまいましたね(笑)。
でわ、また。