蜷川実花・蜷川宏子二人展
という展覧会に
行ってきました。
蜷川実花さんというと、
映画「さくらん」が
思い浮かびます。
今、「Diner」が
公開中ですね。
私の場合は、
映画監督というよりも
写真家と言った方が
しっくりきますね。
蜷川宏子さんというのは、
実花さんのお母さんです。
女優さんだったそうですが
残念ながら存じ上げませんでした。
今はキルト作家として
ご活躍なのです。
展覧会は、
こんなじいさんが
いうのもなんですが、
ほんとうに綺麗な
極彩色の世界でした。
実花さんの写真は、
以前に別の展覧会で
見たことがありまして、
やはりその色に
すごく感動したわけですが、
そのときの印象が、
蘇るようでした。
写真のパネル自体が
大きいこともあり、
ソコから放たれる色の迫力に、
圧倒されっぱなしでした。
写真自体も、
ソフトフォーカス
というんでしょうか、
被写体が輝くような
撮り方が、いっそう
色の鮮やかさを
引き立てているように
思いました。
展覧会での写真撮影は
OKだったので、
何枚か撮らせていただきました。
(蜷川実花・蜷川宏子二人展より。部分)
お母さんのキルト作品も
良かったですねえ。
キルトを作ったことがある人は
ご存知だろうと思いますが、
あの細かな作業を
延々と続けることの
苦労というのは、
言葉にできないと思います。
(蜷川実花・蜷川宏子二人展より。部分)
畳1枚以上の大きさの作品が
何枚も飾ってありました。
それだけでも見るものを
圧倒するのに、
近づいて、その細かな
ステッチを見るにつけ、
これらの裏側にある
膨大な時間の凝縮に
畏怖の感情すら湧いてきます。
こういう展示もありました。
何か異空間に、
迷い混んだようです。
(蜷川実花・蜷川宏子二人展より。部分)
このたくさんのリンゴ(?)、
ワクワクしますね。
色に対する感覚というのは
人それぞれなのだと思うのですが、
最大公約数をとれる感覚というのは
とってもスゴイと思います。
蜷川実花・蜷川宏子二人展は、
こちらでやっていました。
蜷川実花さんの個展は、
この二人展とは別に、
昨年の6月から
全国を巡回していて、
今年の10月から
宇都宮美術館で
開催されるようです。
栃木には、ちょっと行けませんかねえ。
でわ、また。