10月31日から
11月1日にかけて
北アルプスの麓を
うろちょろしてまいりました。
具体的にいうと、
立山黒部アルペンルートの①美女平、
②称名滝、そして③黒部峡谷を
訪れてきたのです。
日本地図でいえば
この辺りですね~。
では、さっそくに。
まずは①美女平です。
立山駅には、
9時半ごろに着いたのですが
駐車場は既に満杯に近い状態。
日曜日ということも
あるんでしょうね。
しばらくぐるぐるして、
なんとか隙間を見つけて
車を駐めることができました。
美女平へは、富山地方鉄道の
立山駅一階から
ケーブルカーに乗って向かいます。
アルペンルートを訪れる人は
美女平で足を止めずに、
そこから高原バスに乗り継いで
弥陀ケ原、室堂平へ行く人が
ほとんどですかね。
さらには大観峰、扇沢へと
通り抜ける人も多いようです。
実際、私たちの乗ったケーブルカーの
他の乗客で、美女平に留まった人は
いませんでした。
不人気というわけでも
ないのでしょうけれども
メインストリームでは
ないということです。
私たちが美女平の散策をしたのも、
実はこのエリアのお目当ては
②の称名滝でしたが、
称名滝は、日が当たる
午後からの方がよいとの
情報を仕入れていたので、
午前中は、その近くの
美女平を散策しよう
と考えただけなんですよ。
室堂平などを散策するには
時間が足りませんでした。
さて、ケーブルカーを降りると
他の人たちはバスに乗り込んでいきます。
取り残される私たち(笑)。
幾ばくかの寂しさを感じながら
あたりを見回します。
ほんの500m標高が上がっただけで
紅葉が目近になりますね。
美女平にはブナと立山杉の森があって
異形の杉を巡るルートが
整備されているようですね。
30分から2時間30分まで、
4コースがあります。
一部は高原バスの走る道路と
重複しているようですね
車道を歩くのはちょっと
抵抗があるのですが、
1時間50分の中回りコースを
チョイスしました。
10本の杉のうち
6本ぐらいは見れそうです。
で、歩き始めましたらば!
いきなりの急勾配(下り坂)。
平面図ではわからないんですよね、
高低差というものは!
こういうアップダウンが、
3つ4つ5つ・・・。
おそらくいくつかの沢を
横断するルートなんでしょうね。
おちおち、風景も見てられません。
といいながら、見ましたけどね。
もちろん立ち止まってです。
歩きながらは、いけませんよ。
紅葉というより
黄葉といった方がイイでしょう。
ブナとかが多いせいでしょうね。
それもまた良し!です。
で、この辺りを散策する物好きは
いないのかと思いきや、
何組かの人たちと出会いました。
その多くは私たち同様、
シニアのカップルでしたが、
若い女性のグループなども
おられましたよ。
不人気ってわけでもないのかな。
以下、ルートの途中で出会った
立山杉の数々です。
↑ 火炎杉。
その枝ぶりが燃え盛る
火炎のようだということらしい。
↓ 天蓋杉。
見てのとおり天蓋のように
幹が立っているからでしょう。
おんば杉。
よくはわかりませんが、
この洞が「おんば」
なのかもしれませんな。
不老樹。古いからかねえ。
子育て杉。 ↑ この二股の部分に注目。
子供を育てるように
違う樹種の木が
生えているから
ということのようですね。
この5つと、実は
美女平の駅のすぐそばに
出迎え杉というのがあって
(写真は失念しました)
予定通り6本の杉を
見てきました。
こういう ↓ 看板もあったので
出会いを楽しみにしていたのですが、
小鳥の声はするんだけどね~。
写真には撮れなかったです。
一回だけチャンスは
あったんですけどね。
カメラ構えた時には
もういませんでした。
何だったんだろうなあ、あれ。
少しは雰囲気
味わっていただけましたかね。
無理ですよね(笑)。
機会があれば
訪れてみてください。
次回は、称名滝編です。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。