この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

北アルプスの麓でー黒部峡谷のトロッコ電車②

10月31日から

11月1日にかけて

北アルプスの麓を

うろちょろしてまいりました。

具体的にいうと、

立山黒部アルペンルートの①美女平、

②称名滝、そして③黒部峡谷を

訪れてきたのです。

5回目の今回は、③黒部峡谷の

②です。

だらだらとお付き合いいただいて

すいませんね(笑)。

 

さて、終点の欅平に着きました。

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帰りの電車は13時10分。

つまりここで2時間半ほど

時間を取ってあります。

雨でも降ったら

ビジターセンターで

じっとしている覚悟でしたが、

運良くお天気でしたので

予定通り、祖母谷温泉 ばばだにおんせん まで

足を延ばすことにしました。

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祖父谷 じじだに というのもあるのか!

この地図では

徒歩片道50分とあります。

いかな相方の足でも

余裕で往復できるでしょう。

そもそも、こういうのは

公称値の8掛けで

イケるハズです。

 

歩き始めてすぐに

人喰岩とやらに出会います。

オーバーハングした岩肌が

下を歩く人間を

食べているようだというので

このネーミングです。

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入り口に、こういうものが

並んでおりましてね。

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除菌スプレーもイマドキです。

これを道中、ずーっと被っているのは

毛髪によくないんじゃあ

(毛髪はほぼないんですけど(笑))

とか思って、逡巡していると、

他のお客さんがたは

ノーヘルですいすい先に

進んでおられます。

よく見れば

こういうメッセージも

表示されてるんですね。

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自己責任でどうぞ

ということですねえ。

で、メットは被らずに

先に進みました。

が、こういうむき出しの

岩を見ると、「確かに・・」

と思わざるを得ません。

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☝工事車両も、☟この亀裂も

とてもヤバイ雰囲気を

感じさせますよね。

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気を引き締めて進んでいきますが

一軒宿の明剣温泉を過ぎても

少なからぬお客さんが、歩いています。

皆さん、最後まで行かれるおつもり?

 

実は、一時間近くも歩いて

奥まで行こうなんてのは

私たち二人ぐらいかと

心配していたのですが、

あにはからんや、でしたね。

 

途中の景色は見事なもので

ココも歩いて良かったなと思います。

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最後のトンネルの入り口で

人だかりができていました。

団体さんもおられたんですね。

原因はおサルさんでした。

まるで景色を楽しむかのように

二匹仲良くこちらに背中を見せて

座っていました。

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義母の畑を荒らす

どこかのサルとは

大違いです。

ま、生きるためなのだろうから、

彼らにとっては、

そんな風に言われるのは

心外なんでしょうけどね。

同じサルですけど

ここのサルには

少し癒されました。

で、長いトンネルを抜けると

ようやく、祖母谷温泉に到着です。

やっぱり50分

かかっちゃいましたね。

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ここで食事でもできたら

良かったのですが

山小屋ということで

予約のある人しか

立ち寄ることができないのです。

ですので、山小屋はスルーして

祖母谷地獄と言われる

温泉の湧出場所に

歩いていきます。

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ところで、

祖母谷川の様子はこう。

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普通の川の色とは

少し違いますね。

ちなみに、祖父谷の方はこう。

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清流ってかんじですよね。

祖母谷川の方は温泉が

湧出して、濁った感じに

なっているのでしょう。

 

この祖父谷と祖母谷に関連して

こんな伝説があるらしいです。

昔、竜左衛門とお新という夫婦がいました。竜左衛門には女遊びという悪い癖があって、これがお新の悩みの種だっそうです。竜左衛門の悪癖は年をとっても止むことがなく、お新の嫉妬はどんどん深くなっていきます。おじいさんはたまらず信州へ隠れようと家出しますが、黒部川の奥で死んでしまいます。また、お新もその後を追いましたが、竜左衛門とは違う谷の途中で死んでしまました。やがてお新の燃えるような思いが祖母谷の熱湯となって噴出すようになりました。

何とも言えない話ですなあ。

 

少し行くとすぐに

もうもうと白い煙が

立ち込めているのが

見えてきました。

硫黄の臭いもしますね。

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近づくと、あちこちで

温泉が湧出しています。

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グツグツ煮えたぎる鍋のようです。

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川縁まで下りて

涌き出る温泉と川の水が

良い具合のところを探して

手を入れてみました。

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いい塩梅ですねぇ。

人の目さえなければ、

足も突っ込みたかったです。

 

石で囲って、露天風呂風に

湯槽を作った跡もありました。

皆さん、やるじゃないかえ。

私も、もう少し若ければ、

やったかもしれません。

 

十分に満喫して

帰路につきました。

帰りは早いんですよ。

下りってのもありますが

30分ちょいぐらいでしたかね。

 

お昼を食べても

トロッコの時間まで

少し余裕があったので

猿飛峡の方へ

少し歩いてみました。

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ここにもこういう看板が

ありましたよ。

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実際、この日は、落石の関係で

猿飛峡方面には

途中から通行止めで

行けない状況だったのですよ。

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この先だったんですが・・。

残念でしたが、

これ以上欲張っても

良いことはないでしょう。

 

帰りのトロッコでも

景色を満喫して

お家に帰りましたとさ(笑)。

 

や~5分割までして

お伝えしちゃいました。

すいませんでしたね、

だらだらと。

いつかお役に立ちますように。

 

でわまた。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。