ニルスっていう名前にこだわっていましたら、「ニルス」というギタリストに出会いました。
本名?は、「Nils Jiptner」というようです。
全く知らない人でした。でも、「スムース・ジャズ」というジャンルの中では結構、有名みたいです。
アメリカで活躍中のギタリストということですが、出身はドイツ。きっと、もとをたどれば、スカンジナビア半島に深い関係があったりしてね。
ニルス!
デビュー・アルバムは、「ブルー・プラネット」(Blue Planet、1998年)なのですが、参加ミュージシャンに「ジョージ・ベンソン」とか「フィリップ・ベイリー」の名前があります。
おお?
調べると、どうもこのアルバムは自主制作らしいんですね。それまでに、ジョージ・ベンソンのグループで仕事をしたこともあったので、そんな関係のようです。
「フィリップ・ベイリー」は3曲目の「Brazilian Dance」、 「ジョージ・ベンソン」は10曲目の「Yesterday's Dream」にクレジットがありますね。
それと、ネットに「Ready to Play」って曲があったので聴きました。
さらにおお?
良いじゃん。
結果、彼を一躍有名にしたという情報から「Pacific Coast Highway」(2005年)というアルバムをチョイス。
さらにさらにおお?
1曲目が、アルバムタイトル曲なんですが、聞き覚えがある。
「Radio&Records」(アメリカの音楽業界誌だそうで、2009年に廃刊になったとウィキペディアにありました。)のスムースジャズチャートでNo.1になった曲だということですが、日本でも流れていたんですかね。
ほかの曲も良いんですなあ。西海岸系っていうんですか、そのものズバリみたいな雰囲気ですね。私ゃ、バッチリ、好みでしたよ。
3曲目には、「Georgy Porgy」が入っています。これは「Toto」の曲ですよね。
6曲目の「Cruisin'」、ハイウェイをクルーズしたくなっちゃいます。
日本にはそんなハイウェイないか。
スムース・ジャズというだけあって、抵抗なく聞いていられますね。なかなか心地よい。
リー・リトナーとかラリー・カールトン に勝るとも劣らないのではと、勝手に納得しています。
ということで、ドイツのニルス(二人目)も、心地よいミュージシャンだったぞ、という話でした。
でわ、また。