この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング

サムソンとデリラ

サムソンとデリラ。

きっと、お聞きになったことが

あると思いますね。

サムソンとデリラとは?

おおもとは「旧約聖書」の

「士師記」に書かれている

物語だそうです。

士師ってのは「英雄」ってことで

いいみたいですね。

ここでは「サムソン」がそうみたいです。

旧約聖書なんて読んだことないですけど。

 

物語のほんのざくっとしたあらすじは、

サムソンは、イスラエル人を支配していた

ペリシテ人と戦い、負け知らずであった。

ところが、彼がデリラというペリシテ人の女性に

恋心を持ったがために、

デリラに無敵の秘密を聴き出され

逆にペリシテ人に捉えられ、

拷問を受けてしまう。

しかし、最後には神に願って

元の力を取り戻し

ペリシテ人に復讐を果たす。

みたいな感じですね。

サムソンは「英雄」

デリラは「悪女」という

設定のようです。

デリラは「delilah」と綴り

「裏切り女」とか「妖婦」

という意味があるようです。

少し長いですが、

動画がありました。

もう少し詳しく知りたい方は

どうぞ。

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聖書は知らないのに耳にしたことがあるのは?

この聖書の物語を題材にして、

ルーベンスやレンブラントは

絵を描いていますね。

 

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ロンドン・ナショナルギャラリー「サムソントデリラ」-ルーベンス

サムソンの怪力の秘密は

髪の毛にあったのですね。

この絵では、その怪力の源の

髪の毛を切ろうとしている場面が

描かれています。

 

また、サン=サーンスは

オペラを作曲していますし、

各国で映画も作られています。 

 

こうしたことから、

この名前を耳にすることは

よくあるのではないかと思います。

映画の作品は?

ウィキペデイアによると

オーストリア(1922年)の

映画を始めとして、

アメリカやオーストラリア、ドイツ

などで映像化されています。

なかでも有名なのは

1949年のアメリカ映画でしょう。

監督は1956年の「十戒」を

制作したことでも有名な

「セシル・B・デミル」

という人です。

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最近では2018年に

「サムソン 神に選ばれし戦士」

という作品が公開されていますね。 

 

映画サムソンとデリラ(1949年)について

この映画は、アカデミ賞で、

美術賞、衣装デザイン賞を

獲得しています。

古き良きエンターティンメント作品だと

思います。

私の勝手な印象を言わせてもらえば

あの「ベン・ハー」と同じ匂いですね。

 

で、私がこの映画に行きついたのは

聖書とか絵とかからでは

ないのです。

 

実は、この映画の音楽を担当しているのは

「ヴィクター・ヤング」(Victor Young)

という人なのですね。

映画音楽では名の知れた作曲家です。

もちろん1956年に亡くなっていますから

古い映画での話ですが。

映画「シェーン」のラストに流れる曲なども

彼の作品ですね。

 

では、「サムソンとデリラ」から

「デリラの唄」(The Song of Delilah)という曲を聴いてみましょう。

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いかにも「映画音楽」という

雰囲気の曲ですよね。

さてこのメロディを

よおく、覚えておいてください。

 

「デリラの唄」はジャズのスタンダードになったのか?

ヴィクター・ヤングといえば

彼の手による星影のステラ (Stella by Starlight)が

スタンダード・ナンバーになっています。

様々なミュージシャンが、

この曲を演奏していますね。

では、このデリラの唄はどうなんでしょう。

 

世間で、ジャズ・スタンダードナンバーの

定義っていうのがあるのかないのか

実は知らないんですが、

たくさんのミュージシャンが

プレイしていれば

そうだと言っていいのではなかろうかと

こう思ってます。

 

やっと本題に入ってこれました。

 

どんな人たちがプレイしているのか

1954年 リリースの

「Clifford Brown & Max Roach」

というアルバムがあります。

クリフォード・ブラウンは

ジャズ・トランペッター、

マックス・ローチは

ジャズ・ドラマーです。

この中に、「Delilah」が

収録されています。

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壮大で重厚なオーケストラとは

全く違いますが、メロディは

どこかで聞いたアレでしょう?

 

では、次です。

ヴィブラフォン奏者の

ミルト・ジャクソンと

ギタリストのウエス・モンゴメリーの

1962年のアルバム「Bags Meets Wes!」から。

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このアルバムのメンバーは、

彼らのほかに

ベース サム・ジョーンズ

ピアノ ウィントン・ケリー

ドラム フィリー・ジョー・ジョーンズ 

というそうそうたる顔ぶれです。

「そうそうたる」ってのは

私がみんな知っているというだけですが。

ヴィブラフォン一つで

随分と雰囲気が変わりますね。 

サム・ジョーンズもいいですね。

 

ではさらに、次へ。

ギターのケニー・バレルです。

 

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アダルトでムーディな感じですね。

ベースはポール・チェンバース。

ピアノはトミー・フラナガン。

ケニー・バレルのギターって、

固い感じがしますけど

耳には刺さらないですよね。

 

最後に、シダー・ウォルトンの

2010年のアルバム「Song Of Delilah」から。

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このアルバムは、サブタイトルに

「The Music of Victor Young」と

ついていまして、

彼の作品をトリオで扱った

企画物です。

ヴィーナスレコードらしい

仕上がりですねえ。

 

スタンダードと言っていい?

これまで聴いてきたように

(といっても4曲だけですが)

多くのミュージシャンに

取り上げられていますよね。

 

スタンダードと言って

いいんじゃあないでしょうか。

 

だから何?って。

何ってことはないんですが、

まあ、自分の気に入った曲が

他の人も気に入っていたら

そりゃそれで嬉しいかなと。

スタンダードナンバーってことは

そう言えるのかなっていう

単なる自己満足です。

 

とにかく「Delilah」

いい曲だったでしょ。

 

クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ+2
 

 

バグス・ミーツ・ウェス

バグス・ミーツ・ウェス

 

 

イントロデューシング・ケニー・バレル

イントロデューシング・ケニー・バレル

 

 

ソング・オブ・デライラ

ソング・オブ・デライラ

 

 

じゃあ、最後にもう一曲。

ヴォーカルの入ったやつを

どうぞ。

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でわ、また。