ドイツのロマン派の詩人に
ノヴァーリスという人がいます。
代表作は、「青い花」。
原題は、「Heinrich von Ofterdingen」。
未完なのだそうです。
疾風怒濤運動の
さなかの作品なんですと。
ハインリッヒ・オフターディンゲン
というのは、
物語の主人公の名前ですね。
あらすじは
とある夜の夢に見た
青い花の中の少女を求めて
旅に出た主人公ハインリッヒが、
いろいろな体験を経て
詩人として成長する
ってな話だそうです。
詩による現実からの解放が
主題だと言います。
ロマン派ってのは、
そういうコトなんですかね。
邦題の「青い花」は、
この物語のきっかけとなる
夢の中の情景を捉えたと
いうことのようです。
やっぱり
こういう作品は、
「岩波文庫」ですなあ。
この
「青い花」=「ノヴァーリス」
という方程式が
知っている人の間では
成立するらしいですね。
なので、この花の名前は
「ノヴァーリス」。
今年、パシュミナとともに
我が家に来たバラ。
2010年にドイツのコルデス社で
作り出されたバラです。
フロリパンダ系の四季咲です。
購入した春先には
しっかりと咲いてくれました。
少し前に2輪ほど
2回目の開花をしましたが
今はおとなしく
なってしまいました。
ブルー系のバラと
いわれていますが
実際には青いバラは
存在しないので、
このような、
ラベンダー系のモノを
そういっているようです。
ただ、最近は
遺伝子を操作したものが、
あるみたいですね。
ブルー系のバラは
病気とかに弱いものが
多いそうなんですよね。
そういえば、
我が家のブルームーンは、
来てから2年で
去っていきました。
在りし日のブルームーン
ノヴァーリスと同様に
病気とかに強い
育てやすい品種と
言われていたんですけどね。
ただ、ノヴァーリスは、
ドイツの「ADR」っていう
育てやすいバラの品評会で
賞をとっているんです。
果たして、この子は
我が家に居着いて
くれるんでしょうか。
シュートまで出ているのに
一気に樹勢が悪くなって
枯れてしまうということが
あるんですよね。
ノヴァーリス
疾風怒濤のごとく
咲いてくれんかの。
でわ、また。