この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

多肉には手を出さないって言ってるだろ

多肉には手を出さない。

そう思ってるんですよね。

だって、そこは底無し沼。

いくら場所をとらないよう

工夫ができると言ってもねえ。

 

月兎耳というカランコエの仲間に

興味を持ったという話を

していたのは最近のことでしたよね。

www.kokochiyoi-blog.com

ラムズイヤーなんぞも

お気に入りといえば、

お気に入りなんですよ。

つまり、あの、ビロードのような

質感になんとも言えない

心地よさを感じているのです。

 

もうひとつ、この興味を

さらに強くすることがありまして。

 

稲葉真弓さんという

作家さんの小説に、

「月兎耳の家」というのが

あるんですよね。

まんまですねえ。

月兎耳の家

月兎耳の家

 

遺作集ということですね。

「月兎耳の家」、「風切橋奇譚」、

「東京・アンモナイト」の

3つの短編が入ってます。

 

あ、話がそれますけど、

この本の装丁のデザインは、

知る人ぞ知るいせ辰の

「やじろ菊」だそうです。

奥付に書いてありました。

だからというわけでもないですが

表紙だけでビビっときません?

 

話をもとに戻しますね。

小説のあらすじは、

とある女性が母親に頼まれて、

それほどよくも知らない

叔母さんの介護を

することになります。

やがて、叔母さんは、

姉である母親でさえ知らなかった

自分の過去について

話をしてくれたのでした。

叔母さんは最近まで、

もう一人の女性と

二人暮らしだったのです。

その女性は子どもを亡くしたことで

心を病んでいたのですが、

ある日、ふと目にした

店先の植物に興味を示し

指でつまむように

撫で始めたのでした。

という話です。

話は、まだ続きますが、

ここまでにしておきますね。

 

それで、その植物が

「月兎耳」だったのです。

カランコエの仲間だとか

良く増えるとか、

いろんな種類があるとか

書かれていました。

 

そういうことがあったあと、

ある時、ホムセンを

うろうろしていましたら、

なんとそこに月兎耳さんたちが

集団でおられたわけですね。

 

もう、運命でしょう?

 

しかも、いたのは「たち」です。

インパクト十分です。

月兎耳、黒兎耳、黄金月兎耳でした。

黄金月兎耳は、ゴールデンラビットと

書かれていましたね。

黄金月兎耳が無いんですが、

もっと全体に

黄色っぽいと思っていただければ

良いと思います。

ほかにもたくさんの

種類があるようです。

 

ね、こんなわけですから、

手を出してはいけないのです。

 

しかしながら、数分後

私の手には黒兎耳君が・・・。

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これは運命なのです(笑)。

ただの物欲の消化だ

といわれればそのとおりですが、

「月兎耳の家」との遭遇には

ビックリですね。

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こうしてみると

まさに兎の耳です。

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でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。