朝晩が、ほんの少し涼しくなってきて、猛暑の間ぐったりとしていた鉢植えたちも、心なしか元気になってきたように思っています。バラなんぞも、蕾をふくらましはじめています。いや、既に咲いたヤツもあります。
けれども、日中の暑さは「どうにかならんのかいな」、と思うくらい相変わらずの「暑さ」、いや「熱さ」ですね。
家の中でさえ、これですよ。
まあ、エアコンかければ、解決するんですけど、部屋でじっとしているのもなんですしねえ。
ということで、私の身体は、悲鳴をあげているわけです。
なので、今さらなんですが、外のバラたちは大丈夫なんだろうかとか心配になったりしてます。
最近知ったのですが、世界的にみると、バラの切り花輸出国の上位はエクアドルとかケニアなんですよね。
南米とアフリカですよ。どちらも赤道直下の国ですから、暑いの大丈夫なんだと思いきや、実はそうではないんですね。
たとえば、ケニアなんかだと、もちろん暑いところもあるけれども、高地もあるので、暑い場所ばかりではない。こりゃー当たり前ですよね。盲点でした。
日本だって、上高地辺り涼しいですもんね。
ケニアでは、高度が1,500メートルを超える場所もあって、そういう場所は温帯気候なんだそうです。日中の気温は22℃~30℃、夜間は6℃~12℃、雨の日は60~80日程度なので、晴れの割合がかなりあります。これはどういうことかというと、温室とかの施設を使わないで、高品質の花を1年中栽培できる環境があるというわけですね。
日中の温度が35℃を上回るような環境ではないんですねえ。
ということは、
全然大丈夫じゃないじゃないか!
でも、ウチのやつらは頑張っていますよ。
植物の適応能力というか許容力というか、あなどるなかれ、ですね。
さすがに、活性は落ちるようですけどね。
先日の台風のときは既に蕾があったので、風で花びらが傷んでますけど、ちゃんと咲きました。
職場で頂いた花束のバラを、色が気にいったので挿し木したものなんです。なので種類はわかりませんが、一つの記念ですね。
本当は、大きくなるまで、蕾はカットした方がいいんでしょうけど、もったいなくて。咲終わったら、大きい鉢に植え替えましょうかねえ。
身体が、そろそろ暑すぎた夏も終わる、否、終わってほしいという悲痛な叫びをあげる中、秋に向けたガーデニングの準備にかかりたいなあと、思う今日この頃です。
一生懸命育てた植物が、咲いたり実をつけたりするのを見るのは、とても心地よいですねえ、たとえそれが、名も知らぬバラであっても、という話でした。
暑いのは全然心地よくないですけどねえ。
でわ、また。