前回に引き続き、“Work”に関する曲の話をします。
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)ですね。
彼らの「サークル」(The Circle、2009年)というアルバムです。
この3曲目に「Work For The Working Man」という曲が入っています。
多くの人が彼らのヒット曲「Livin' On A Prayer」に似ているとおっしやってます。確かに、イントロはどっかで聞いた感じではありますね。
この曲に関するエピソードは、そこかしこで紹介されてますけど、あえてここでも触れておきますね。
・この歌が作られた動機について
国際宅急便会社DHLの支店が閉鎖されたことで、オハイオのある町が経済的打撃を受けたというニュース報道がもとになっているという。
・歌詞について
「Work For The Working Man」の歌詞が額縁に入れられ、オバマ元米大統領のチーフ・アドバイザーであった、デヴィッド・アクセルロッド氏のホワイトハウスのオフィスの壁に掛けられていた。
この歌詞は、ボン・ジョヴィが提供したものとのこと。
なんかすごいですね。ビッグバンドの為せる業ですか。
「夜明けのランナウエイ」の頃が懐かしいですなあ。
まあ、私は、そこまで曲の背景なんぞを気にしているわけではないんですがね。
ただ、曲が好きだぞと、聴いてて心地よいぞと。
コーラスが男くさいぞ、それが気持ちいいぞと。
歌詞の意味なんぞ、わからなくたっていいじゃあねえかと、そういう感じです。
彼らのアルバムを聴くのは、「Slippery When Wet」(1986年)以来だったのですが、そんななかで、「Work For The Working Man」が、気に入ったというわけです。
そういえば、「Livin' On A Prayer」の「Tommy」と「Gina」もそれぞれ働いてますなあ。
「“労働”がテーマと思われる曲って、心地よくない? その2」ということで、「Work For The Working Man」って心地よいよね、というお話でした。
でわ、また。