この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

本と鍵の季節

米澤穂信サンの

「本と鍵の季節」

という本を読みました。

高校生二人による学園推理モノ

といった内容でしたかね。

短編六本ということで、

手軽に読めたのが良かったです。

 

学校図書館を舞台にしているので

それとなく本のタイトルなども

出て来るのですが、

中には知っている本の

タイトルなどもあって

なぜか嬉しくなりました。

 

たとえば、冒頭の「913」に

出て来る「ハイペリオン」などは、

私も持っていたりするので

妙に親近感がわいちゃいました。

これですね。

上下巻に分かれたモノもありますが、

これは、一冊なんだけど

二段組で、字も小さく

今となっては読みづらいんです。

f:id:ninasimone:20210629122635j:image
が、表紙が「生賴範義」サンなので、

私の蔵書とするには

これでないとダメだったんです。

www.kokochiyoi-blog.com

好きなわけなんですよ。

 

本の話に戻りますが、

イマドキの高校生が皆さん、

この作品の主人公みたいなのかは、

知る由もありませんけど

いろんなことを知っているんですよね。

行き付けの喫茶店で、

マスターがかけたBGMを聞いて

即座に「インク・スポッツか」

と呟くシーンがあるんですけどね。

ja.m.wikipedia.org

いやいやいや。

youtu.be

渋すぎるでしょ。

図書委員なので

本に関する知識が豊富なのは

分かる気もしますが、

音楽に興味がある設定でもないのに

ソコ、言わせる?みたいな

違和感はありました(笑)。

でも、面白く読み終えました。

 

こんな本も登場してました。

乱歩も結構読んだ気がするけど

これは読んだことないので、

今度、読んでみようと思っています。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。