ボウズの男・・・。
釣りは好きだが、
釣果があった
ためしがなかったという
かわいそうな男。
そんなボウズの男の
釣り日誌です。
・・・・・・・・
「ボウズの男」改め
「ボウズでない男」、
最近、またもや、
怪しい動きを・・・。
「今度は、イカを釣りたいんだが。」
「何イカですのん。」
「今はヤリイカですがね。」
「ほう、高級魚ですがな。」
「でしょー。」
「ボウズ男のくせに。」
「最近は違う。」
「でも、冬の海を舐めたらあかんで。」
「師匠にお誘いうけたんですがね。」
「師匠といえども、助けてもらえんで。」
「そんなところには行かん・・と思う。」
そんな会話をしながらも、
着々と準備は進んでいたよう。
そして、帰ってきた。
「釣れたのかね。」
「クーラーボックス見てみい。」
「カサゴですがね。イカは?」
「師匠は5ハイほど。」
「君はアカンかったのかね?」
「とりあえず、釣果優先。」
「師匠はなんと?」
「そんなモノに現を抜かすなと。」
「ほう。厳しいね。」
「目先の利を選んだわけやね。」
「何故に君は釣れなかったのかね?」
「師匠から右側は釣れなかったんですがね。」
「場所の問題だと?」
「うむ。他の釣り人もいたがすべからく。」
「なるほど。イカは諦めるのか。」
「チャンスはまだある。」
そんなわけで、こんなヤツらが、
家にやって来た。
「大きさ、ギリやな。」
「まあ、そやな。」
「釣ったの全部連れてきたのか?」
「ちっこいのは、帰しましたがね。」
「釣果の鬼がえらいやん。」
「大きくなるのに時間かかるんよ。」
「成魚で30cmぐらいやからな。」
「そうですがね。」
「ところで、イカ釣りに行ったんだよね。」
「イカにも。」
うまいこと言ったつもりに
なってんじゃねーよ。
「じゃあ、これは外道だね。」
「・・・。」
そして外道は、
唐揚げになったのであった。
「ビュンビュン」は、いいですねえ。
松本孝弘の「THE HIT PARADE 」に、
「川島だりあ」のカヴァーが、
収録されてますが、
コアな選曲ですよね。
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でわ、また。