「E.S.T.」、なんだと思います?
デパート専用化粧品?
ぶぶー。
エストニアの略?
ぶぶー。
無理矢理、引っ張るなって?
はい、すいません。
アルファベットの後ろにピリオドついてますね。
「Esbjörn Svensson Trio」(エスビョルン・スベンソン・トリオ)の略で、スウェーデンのジャズ・グループの名前です。
まあ、私もよく知らないんですけど、なんか途中でフルネームを「E.S.T.」に変えたとのことです。
北欧スウェーデンのグループというのもあって、抒情的な雰囲気を持つグループだと、私は思っています。
ウィキペディアには、「クラッシックやロックの要素を感じさせる新しいジャズを追求している」グループだとありますが、それほどアバンギャルドな感じはしないと思います。
ただ、まるっきりスタンダードな路線でもないのは確かかもしれません。
特に、2008年の「Leucocyte」は、その傾向が強い気がします。
プログレ好きには、いいかもね。
さて、そんなグループのアルバムで、私が気に入っているのは1997年の「Winter In Venice」です。グループ結成が1993年ですから、初期の頃のモノになります。
そもそもですね、「~ョルン」とか「~ンソン」とかいう名前を見るとですね、何かを期待してしまうんですね。北欧好きなので。
でこのアルバムもそんな気持ちで聴いたんですけど、私的にはハズレてなかったと思ってます。
全13曲のアルバムなんですが、どれも飽きないです。
特に4曲目「emblance Suite In Three Or Four Movements, Pt.1」が好きです。
レーベルは「ACT」ですね。ここは、すごいですね。私にとって宝庫ですね。
リーダーのピアニスト、スベンソンは、2008年に事故で亡くなっていますので、新譜は出ないということですね。残念です。
「E.S.T.ってなんだろなと思ったら北欧のジャズグループ」だったのだが、コレが実に心地よかったぞとという話でした。
でわ、また。