この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

もうひとつのジャスミン

こんばんは。

きのうジャスミンのお話を

させていただきましたが、

ワルノリして、今日も

ジャスミンの話です。

シツコイだろー(笑)。

 

ジャスミンというのは、

モクセイ科ソケイ属(Jasminum)

の仲間の総称ということですね。

ところが、ソケイ属じゃないのに

名前にジャスミンを

含んでいるモノがあって、

結構めんどくさいんだという話です。

 

え、ご存知でした?

私よく知らなかったもので・・・。

 

ウチにいるハゴロモジャスミンは、

ソケイ属の植物なので、

ホンモノ?のジャスミンなんです。

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これに対し、よく耳にする

カロライナジャスミンや

マダガスカルジャスミンは、

それぞれマチン科ゲルセウム属、

ガガイモ科ステファノチス属、

ということで、ソケイ属ではありません。

つまり、先ほどの定義で言えば

ジャスミンではないということなんです。

よく見るニオイバンマツリも

アメリカジャスミンと呼ばれますが、

こちらもナス科ブルンフェルシア属

ということで、ジャスミンではないのです。

 余談ですが、ニオイバンマツリは、

「匂蕃茉莉」と書いて、

「蕃」は「外国の」、

「茉莉」は「ジャスミン」を表し

匂いのある外国のジャスミンという

意味なんですってね。

アラビアジャスミンのことマツリカ

(茉莉花)とも言いますもんね。

変な名前だと思ったら

そういうことだったのか。

 

これらの植物は、失礼だけれども

ニセジャスミンといっていいわけですね。

もっとも、名前をつけたのは人間であって

彼らにはニセモノ呼ばわりされる理由は、

なにひとつありませんね(笑)。

 

こうした事実を最近知ったのです。

前置きがずいぶん長くなりました。

そんななか、ウチには、

プリムローズジャスミン

という名前のヤツがいて、

ふと、こいつはどっちなんだろうと

思ったわけです。

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例によってウィキからの借り物です。

ホンモノか、ニセモノか。

調べてみるとソケイ属でした。

プリムローズジャスミンというのは英名で、

日本ではウンナンオウバイ(雲南黄梅)

と、呼ばれているようです。

もっとも、コイツには「オウバイモドキ」

という名前もつけられていて、

オウバイから見れば

こっちがニセモノなわけですよね。

こだわる方がおかしいってことに、

今、気が付きました(笑)。

 

プリムローズジャスミンの花は

あのジャスミン特有の匂いは

しないとのことです。

ウチではまだ、咲いたことがないので

知らないんですけどね。

先ほどお借りした

ウィキペディアの写真のとおり

黄色い大きな花が咲くというので

お招きしたのですが、

半耐寒性ということで、

冬になると枝先が枯れ、

花が咲くどころか

なかなか大きくなりません。

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ピントに難がありますが、

だいたい、こんな感じになります。

 

ただ、若葉の黄色っぽい緑色が

綺麗なジャスミンです。

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当然のように今年も冬の間に

ずいぶんと小さくなったのですが、

夏になって朝晩冠水するようにしてから

なんとか若葉を出してきました。

マイナス5度まで耐えるらしいのですが

実際のところはハゴロモジャスミンよりも

耐寒性が劣るみたいです。

本当はある程度大きくなったら

庭植えする予定でしたが、

これまでのことを考えると

どうも無理のようです。

もう少し見映えのいい鉢に植え替えて

防寒対策をとることにします。

黄色い葉に緑の部分があったりして

これもよいと思います。

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いつになったら、

こんな花を見られるのだろうか・・。

(-_-;)

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。