蕎麦が好きです。
好きだからといって、味がわかるわけでわありません。何でもそうですけど、ココんとこ大事ですね。
スーパーなどで売っている、「小麦の分量の方が多いんじゃね!」というようなものと、ちゃんと二八で打ったものとの区別さえ怪しいものです。
でも、自分で打った蕎麦は「美味しい」と感じるものですから、もう何年も、年越し蕎麦は、自分で打っています。
ところで、蕎麦打ちの道具って、結構するんですよ。
なので、包丁だけ、専用のものを買って、あとは、代用品で済ませていました。包丁もピンキリありますけどね。もちろん、私のは、廉価なやつです。
麺棒は、DIYで使われる手摺の棒。
延し板は、厚さ5mm程度のベニヤ板。
駒板(麺を切るときのガイド)は、素麺の箱の蓋
こね鉢は、ステンレスのボウル
まな板は、厚さ15mmの集成材の板
こんな道具でも、それらしきモノができるので、不思議なものです。
それでですね、まあ、長いことやっていると、技術が上達したわけでもないのに、道具は少しでも良いものを持ちたいという欲望がわいてくるのですよ。
「限りないもの、それは欲望~ ♫」by陽水
で、きちんとした「延し板」と「麺棒」を入手しました。「きちんとした」といっても、身の丈にあったモノですよ。特別なものではありません。
「延し板」は、90cm角のもので、厚みが30mmです。食卓(幅75cm、140cm)において、延ばしていましたから、ベニヤ板だと、はみ出した部分がしなって、あまりよろしくなかったのですが、今度は、しっかりしていますから、目一杯使えるなと思っています。
「麺棒」は、これまでの手摺の棒でも、問題なかったのですが、材質が何なのかという「こだわり」を持ちたいと思ったので、今回、「桜材」のモノを買いました。
硬いモノがいいとも聞きますけれども、反して重くなるとのことです。重いのがいいワケでもないらしくて、打つ人によるトコロもあるとか。
自分には、本当は、どんな木が適しているのかなんてわかりませんけど、見た目の「色」と季節でね、桜です。
がんばって、打ちたいと思います。
でわ。