この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング

夏至過ぎて、半夏生の時期になりました。一年は早いですね。

2020年の7月1日は、

半夏生(はんげしょう)の日でした。

半夏生というのは9日ある雑節の1つで、

夏至の日から数えて11日目にあたる日

とされていました。

もっとも、ウィキペディアによると今は、

現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。

そうですけど。

 

また、ややこしいことに、

72候(24節気をそれぞれ

3つにわけたもの)の中にも

半夏生(こちらは「はんげしょうず」

と読むようです。)

というものがあります。

 

なんでも夏至には二つの意味があって、

昼間の一番長い日、

その日そのものを指す場合と、

その前後の期間を指す場合があるそうです。

この期間を表す夏至を3つに分け、

それぞれを

「乃東枯」、「菖蒲華」、「半夏生」と

呼ぶのだそうです。

 

最後の1/3の期間「半夏生」なのですね。

この72候の「半夏生」から、

雑節の「半夏生」が作られたのだそうです。

 

さて、この「半夏生」の

名前の由来としては、

半夏(烏柄杓(からすびしゃく))

という薬草が生える頃、

という説もっぱらなのだそうです。

半夏が生えるということで

半夏生となるんですね。

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ウィキペディアから引用したカラスビシャク GFDL, リンク

 

見たことがあるようなないような・・。

ある食虫植物と

混同しているのかもしれません。

 

このほか、ハンゲショウという草の葉が

名前の通り半分白くなって

化粧しているようにみえる時期だから

というモノもあります。

「半化粧」というわけですね。

 

植物のハンゲショウは、

ドクダミ科の多年草で、

ちょうど6月の終わりから

7月の初め頃に花を咲かせ、

葉の一部が白くなります。

日本では、生育に適した土地が

減少しているそうで

自生地も少なくなっているんだそうです。

【山野草】ハンゲショウ

【山野草】ハンゲショウ

  • メディア: ホーム&キッチン
 

でも、ネットでは販売されていますね。

??

 

そんな植物の自生地があるというので

実は、雨の中100kmほど離れた

その場所に行ってきました。

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最初は、どこに生えているのか

わかりませんでしたね。

環境的にはどうも放棄田のようです。

他の雑草なども生えていました。

上の写真でいうと、

ところどころに見える白いものが

ハンゲショウの白くなった葉っぱです。

 

角度を変えて見ると、

それらしい風景になってきました。

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もしかすると時期的に少し

早かったのかもしれません。

 

農業が生活の中心だった頃には、

田んぼの実りは最大関心事でしたから、

田植えなどの農事を、

自然の動きを読み取って

こなしていく必要があったのでしょう。

 

なので、花の咲く時期や

植物の色が変化する時期を

事細かに把握していたのでしょう。

 

そんな中にあって、半夏生の時期は

節目の時期だったと言われています。

 

この頃までには、田植えを済ませろとか、

仕事をせずに休めとかいう

習慣があったそうです。

現代風に解釈すると、

これ以降の田植えは

苦労の割に収穫に繋がらないとか、

田植えなどで疲れた体を休ませろとかいう

知恵なのだそうです。

 

そんなこともあってか、

この時期に、特別なものを食べる

風習もあるそうです。

例えば、関西地方では

「タコ」を食べるとか、

近畿地方では「小麦の餅」

四国の方では「うどん」、

福井の方では「鯖」、

長野では「イモ汁」とかです。

疲れた体を癒すため、うまいもんを食べて

秋に備えよってことだったんでしょうか。

 

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白い葉っぱは、意外ときれいでした。

この一部分だけが白くなるというのが

イイのかもしれませんね。

 

しかし残念ながら、やはりドクダミ科、

ドクダミの匂いがそこはかとなく

漂っていました。

これはいただけません。

もっともこの時期だけらしいですけれども。

 

さらに言えば、

近くに本家のドクダミも

生えていました。

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漂う匂いは、

このドクダミのモノだった

のかもしれません。

 

ハンゲショウは雨の日が

お似合いだと思いながら

帰路についたのでした。

 

帰って、今野さんの本、読もうっと。

半夏生―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)

半夏生―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)

  • 作者:今野 敏
  • 発売日: 2009/02/01
  • メディア: 文庫
 

 

でわ、また。