この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

愛してくれないなら消えてちょうだい・・Love Me Or Leave Me

 

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「Love Me or Leave Me」でした。

 

ブライアン・フェリー

(Bryan Ferry)ですね。

ロキシー・ミュージックという

ロック・バンドで活動しながら

ソロでもアルバム出してた人です。

 

実はこの曲、ジャズの

スタンダードナンバーなんです。

 

ロックやポップの

ミュージシャンで

ジャズ・アルバム出すっていうの

いくつかありますよね。

 

これも、そうなんです。

As Time Goes By~時の過ぎゆくままに

As Time Goes By~時の過ぎゆくままに

  • アーティスト:ブライアン・フェリー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/10/14
  • メディア: CD
 

 

では、この曲について少し・・・。

 

Love Me Or Leave Me、オリジナルは?

ジャズのスタンダードというからには

ルーツはほぼ、ミュージカル。

 

最初に歌われたのは、

1928年のミュージカル

「Whoopee!」でした。

 

ここでは、ルース・エッティング

(Ruth Etting)が歌っています。

 

「Whoopee!」ってのは、

日本語でいうならば、

「わぁーい」とか

「うぇーい」とかいう

意味らしいですが、

お祭り騒ぎとか

てんやわんやの状態を

指したりもするようです。

 

そして、セクシャルな意味も

あるようですね。

 

ストーリーは、

愛する人がいるにも関わらず

違う人と結婚させられることになった

主人公が、第3者の手を借りて

何とか結婚を逃れようと

ドタバタするが、

結局は、うまく恋人と

一緒になれる

みたいな感じのものだったようです。

1930年には映画化も

されています。

 

ストーリーはの詳細は、

こちらのリンク先を

参照してみてください。

https:

//www.weblio.jp/content/WHOOPEE

 

では、ルースの歌声を。

こんなのがネットにあるってのは

スンゴイですよね。

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では、どのようの場面で歌われたのか?

残念ながらミュージカルを

見てないのでわかりません。

ネット上で調べたところ

Act1のScene5で

歌われているようですが

それがどの場面なのかは・・。

 

また、新しい資料が手に入ったら

書き足したと思います。

 

1955年になると、

このルース・エッティングを

主人公にした映画、

「Love Me or Leave Me」が

公開されます。

 

主人公のルースを演じたのは、

ドリス・デイ。

アメリカの女優であり

歌手でもあった人です。 

 

ルースが、しがない踊り子から

スターに上り詰めるまでが

描かれています。

 

この映画の邦題が

どうつけられているか

ご存じですか?

 

なんと

「情欲の悪魔」

ですよ。

違う趣旨の映画と

勘違いさせよう・・

とでもしたのでしょうか。

 

この「しがない踊り子」

というのが曲者で、

1920年当時は

「Dime-a-dance girl」といって、

一曲いくらでお客と踊る

システムだったようです。

なかには、踊るだけでなく・・・。

そういうダンサーもいた、

というのが実情だったようですね。

 

また、スターになるまでに、

好意を寄せるギャングを

利用した(実際に彼女は

ギャングと結婚をしている)

とされていますから、

その辺の事情が、

そんなタイトルに

させたのでしょうかね。

 

ちなみに「dime」は

10セント硬貨のことで、

映画の冒頭には、ルースが

硬貨を受けとるシーンがあります

 

では、ドリス・デイの歌声を、どうぞ。

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参考までに、映画のシーンを。

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歌っているのは、

ラストシーンですね。 

 

ところで、ドリスの歌詞は、

Love me or leave me

and let me be lonely

から始まってますね。

 

一方、ルースやブライアンは

その前に、

This suspense is killing me

I can't stand uncertainly

Tell me now I've got to know

Whether you want me to stay or to go

という歌詞がついてます。

 

これはいったい

どういうことなんでしょう。

また、勉強しておきます。

 

どんな演奏があるのか

それでは、盛大に

どんな演奏があるのか

聴いてみましょう。

 

アニタ・オデイを聴け!

と先輩に言われたことがあります。

では、そいつを。

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テンポがずいぶんと違いますよね。

私的には、こっちの方が

好みではあるんですが、

冒頭のブライアン風のも

良いと思っています。

 

この曲でも、ニーナ・シモンは

外せませんね。

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本人の弾くピアノが

イイですよね。

 

お次は、コニー・エビングソン。

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テンポは前の2曲より

ゆっくりめでしょうか。

ギターとヴァイオリンが

聴かせてくれますよね。

 

それでは、インスト・ナンバーに 

移りましょう。

 

コールマン・ホーキンスですね。

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トロンボーンのちょっと

間延びした音色が

かえってよかったりして。

 

もう一曲だけ、いきましょうか。

マイルス・ディヴィスです。

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これはね、ご紹介しましたけれども

私は好きではないのです。

こうみえても(見えないと思いますけど)

お子様ですからね。

特にこの曲なんかは、

メロディがこうも聞えてこないと、

ダメですね。

 

逆に、こういうのは好きです。

もう一曲だけと言いながら

追加しちゃいます。

 

黄金コンビのレスター・ヤングと

テディ・ウィルソンです・

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身体が動きますねえ。

プルプル震えているのでは

なくてですよ(笑)

 

 

Little Girl Blue

Little Girl Blue

  • アーティスト:Nina Simone
  • 出版社/メーカー: Bethlehem Records
  • 発売日: 2013/08/27
  • メディア: CD
 

 

All the Cats Join In by Connie Evingson

All the Cats Join In by Connie Evingson

 

 

Jam Session in Swingville

Jam Session in Swingville

 

 

Pres & Teddy

Pres & Teddy

  • アーティスト:Lester Young
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
 

 

これらは、私が聴いたことがあるものですが、

この他にも、ヴォーカルですと

ストビリーホリディとか

エラ・フィッツジェラルド、

サラ・ボーン、ジェーン・モンハイト

数えだしたらキリがないですね。

 

でわ、また。