この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング

しゃんとして千種の中や吾亦紅 八十村路通

 ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、吾妹紅)は、バラ科・ワレモコウ属の植物。日当たりのよい草原などに生える1メートル以下の草で、秋に枝分かれした先に穂をつけたような赤褐色の花をつける。薬草として、根は生薬になる。

ウィキペディアより引用

 

我が家にあるんですね。

早くも花穂が出てきました。

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ほんのりと、

色づいてもいます。

 

ワレモコウという名称は、

源氏物語においても見ることが

できるとのことでしたので、

ちょいと調べてみました。

 

で、その部分を読んでみました。

匂宮(におうのみや)という

帖に記載があるようです。

秋は世の人のめづる女郎花 、小牡鹿の妻にすめる萩の露にも、をさをさ御心移したまはず、老を忘るる菊に、衰へゆく藤袴、ものげなきわれもかうなどは、いとすさまじき霜枯れのころほひまで思し捨てずなど、わざとめきて、香にめづる思ひをなむ、立てて好ましうおはしける。

「源氏物語」匂宮 より

 

全くなんのことかわかりません。

瀬戸内さんの源氏物語では、

香の無い女郎花や萩には興味を持たず、

芳香のある梅、菊、藤袴、吾木香を好んだ。

という感じで書いてありますが、

橋本治さんの「窯変源氏物語」では、

吾木香の香という一字にさえ執着して

あらゆる薫香を集めていた。

となっています。

 

匂宮の香りに対する

異常なこだわりが伝わるのは

窯変の方ですかね。

※窯変は先程の例のように

行間の解釈も含めて事細かに

現代語訳しているので、

14冊にもなっていますね。

 

光源氏の息子である

「薫」に対するライバル意識の

現れらしいですね。

 

で、ワレモコウが香るというのは、

いささか信じがたい話ですが、

橋本さんの現代語訳だと、

なんとなく納得できます。

実際、花は香りませんし・・。

ただ葉っぱは、スイカっぽい匂いが

しないこともないです。

 

花期は、秋とは言うものの

7月から9月頃に咲くようで、

俳句の季語としては

「仲秋」らしいですね。 

 

マツコさんという方

(お庭の植物がすごいんです。)

のところでは、

もう咲いているとの記事が

アップされていました。

myuu-myuu.hatenablog.com

勝手にリンクはってごめんなさい。

 

仲秋はどこへ行ったのだーですね。

 

ところで、我が家には

「ヒメワレモコウ」なる

ものもいます。

 

だいたい、「ヒメ」と付く輩は、

本家とそっくりなんだけど

ちょっと小さいというものが

多い気がしますが

まさに、「ヒメワレモコウ」は

そんな感じです。

葉っぱを比べてみました。

本家。

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ヒメ。

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まさしく「ヒメ」でしょう。

 

ところで、ワレモコウという

単語を耳にすると

ある程度お年を召したかたは、

「すぎもとまさと」さんという方の

「吾亦紅」という歌を

思い出されるのではないでしょうか。

ご存じないですか?

こんな歌です。

 

 

www.youtube.com

いいですねえ。

2007年のリリースですけど

「昭和」ですねえ。

Route 67

Route 67

 

 

とりとめのない話を

書いてしまいました。

この花が咲くと、

夏ももうじき終わるのかなという

気持ちになります。

 

梅雨もまだ開けないうちから

なんなんですけどね(笑)

 

タイトルの路通という俳人は、

松尾芭蕉の弟子ということです。

ワレモコウという単語で

検索をかけた中に、

いくつかこの俳句が出てきたので、

タイトルに使いました。

何の蘊蓄も思い入れもありません。

申し訳ない。

最後までありがとうございました。

 

でわ、また。