我が家には、アジサイが
何種類かあるんですよ。
幾度かご紹介させていただきました。
ここで、ヤマアジサイだと
言い切っていたのが、
実はガクアジサイだったという
お恥ずかしいお話も
しちゃいましたね。
どれも珍しい品種では
ありませんので、
咲いたからといって、
取り立てて騒ぐほどのこと…
でもないんですよね。
それはわかっておりますが、
咲けばうれしいわけですね。
で、はしゃいじゃうわけです。
アジサイなんて、
咲いて当たり前のように
思いますが、
我が家のアジサイは、
昨年咲かなかったのが、
三種類もあります。
ヤマアジサイの紅、
ツルアジサイ、
ミナヅキの三種類です。
ヤマアジサイは今年、
蕾をつけたのですが
残念ながら折れちゃいまして
(虫にチョッキリかされたかも)
花は見られずじまいです。
ツルアジサイとミナヅキが
何年も花をつけないのは
場所が悪いのではと
移植を敢行したのが、
昨年のことでした。
これらのアジサイは、
今年も、ほかのアジサイが
次々と花開いているなか、
葉っぱや枝を繁らせてはいるものの、
そうした兆候はなかったのですね。
植え替えたばかりだし、
さすがに今年はね、という気持ちや、
そもそも植え替えたからといって
咲く保証もないわけですし。
来年に期待をしていた
ところなんですね。
つまり、今年の開花は
半分ほど諦めていた
ということです。
がしかし、
梅雨の雨が上がったある日、
ふと様子を見に行ったならば!
なんと!
ミナヅキに!
このような変化が!!
いやいやいやいや!
蕾ですよね!
いやいやいやいや!
まちげえねえですよね。
移植して一年目、
ヘロヘロの根っこのコヤツが、
二回りも大きくなっただけでも
喜ばねばならないところを
やってくれちゃいましたね。
ということは、
どれだけ辛い環境に居たのよ
アナタ!
ってことですよね。
もっとも居させたのは
アタシ
ですけれども!
蕾を発見してから1週間、
さらに大きくなっていました。
それでは、ミナヅキについて、
おさらいしておきましょう。
ミナヅキは
ユキノシタ科アジサイ属の
ノリウツギという植物の
園芸品種です。
ウツギは「空木」と書き、
茎の中が空洞になっていることから
きているそうです。
確かに普通のアジサイも
空洞になっていますよね。
そして、「ノリ」は、
その樹液を和紙を漉く際に、
繊維をくっつける糊として
利用したことに
由来するということです。
同じ仲間の園芸品種としては
「ライムライト」というのがあります。
写真では白っぽいですが
その名のとおりライムグリーンの
花が咲きます。
そして、ペールグリーン
(ごく薄い緑色)へと
色を変えるらしいですね。
同じようにミナヅキは
咲き始めこそ緑っぽいですが
やがて白一色になります。
直近の様子です。
ぼちぼちですね。
すべてが白くなるのは、
お盆ぐらいになっちゃいますかね。
その後、徐々に緑色に変化していき
気温の下がる秋までもてば、
ピンク色になるらしいですね。
なに?
ピンクですと?
見たことないので、楽しみです。
が、満開がお盆ならば、
9月には朝晩の気温は
下がってきますから、
期待できるかもですな。
耐寒性も耐暑性も強いので
とても育てやすく、
しかも、新枝咲きといって、
春に伸びた枝先に花がつくので
剪定が自由にできるというのも
特徴のひとつだそうです。
そして大事なことがひとつ。
ミナヅキの名前の由来は
(諸説あるらしいですけど)、
水無月、つまり6月に咲くから
ということのようですが、
この6月というのは旧暦ですから、
今で言うと7月から8月上旬に
なるんですね。
つまり、ミナヅキの花期は、
「いま!」。
ほかのアジサイより1月から2月ほど
遅いわけなんですねえ。
わかっていたつもり
だったんですけどね・・。
花が咲かないねえなどと、
言っちゃいまして
失礼しましたミナヅキさん!
しっかし、育てやすい
ミナヅキを、数年間も
花を咲かさせなかった
我が家の庭の土って・・・。
午前中の陽当たりはいいし、
松の木の影になって、
西陽の当たらない、
いい場所なんですけどねえ・・・。
でわ、また。