「EUROPE」というロックバンドがありました。スウェーデンのハードロックバンドで北欧メタルの始祖的存在だということです。
スウェーデンはスカンジナビア半島の東側の国ですね。ヨーロッパというと、僕的にはフランス、ドイツなどの西ヨーロッパを思い浮かべてしまいます。なので、スウェーデンは、北欧、北ヨーロッパであって、ヨーロッパではない、という感覚です。にもかかわらず、彼らは、「ヨーロッパ」という名前で活動をしている。なんとなく、それでいいのかと感じてしまうのですが、ヨーロッパの人たちはどう思ってたんだろうと、くだらないことを考えてしまった。
バンドの「ヨーロッパ」といえば、「ファイナル・カウント・ダウン」(The Final Countdown)ですよね。日本人好みのメロディアスなロックで、僕もよく聴きましたよ。スズキカルタスのCMにも使われてましたね。舘ひろしが出てました。
まあ、このイメージを頭に置いておいて、今日の本題に。
嘉門達夫という、シンガーソングライターをご存知ですか。今は、「嘉門タツオ」でしたっけ。知っている人は知っているでしょう。替え歌メドレーは結構売れたみたいですから。
僕は、大好きなんですが、彼の5枚目のアルバムに、「バルセロナ」というのがあります。3年後のバルセロナオリンピックを意識したものとなっているらしい。そういわれても、そうなのかあ、という感じですけれども。
で、その4曲目に「学問」という歌が収録されています。
5段活用や歴史の年の覚え方を歌にしたものですが、名曲だと思います。
ちなみに、Finalは1986年、学問は1989年です。
どちらも名曲だと思います。どう思います?
このアルバムからは、「結婚しようよ~彼女はもうすぐ26~」と「FUTAMATA」がシングルになっているんですが、それらより聴きごたえのある「学問」を、なぜにシングルにしない!と、当時思ってました。
それと、5曲目に「鬱」という歌が入っています。僕は、マジでこの漢字をこの歌で覚えました。役に立ちますよ、ほんとに。
CD出てないみたいですね、今は。面白いんだけどなあ。
なぜ、こうした路線に彼は踏み込んでいったのか。
その辺は、まあ、彼の自伝でも読んでみてください。
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「替え歌ではないけど、あれはあれでいいのか・・?」。
でも、面白い歌、たまに聴くと、心地よいぞというお話でした。
でわ、また。