あれは今から3日前、
軽登山に行ってまいりました。
冠山と言います。
標高1,200mほどの山ですが
なかなか眺めの良い山なんですよ。
ウィキにも載っています。
載っててビックリしたのが
正直なところなんですけどね。
奥美濃のジャンダルムなんていう
カッコいい別名もあったりして。
場所はこの辺りですね。
地図データはグーグルマップ
登り口は冠峠です。
この地点は、福井県と岐阜県の
境なんですよね。
かつては3つの自治体の
行政界だったところです。
このうち徳山村は
徳山ダムの建設に伴い、
藤橋村に併合されて
なくなってしまいました。
この山並みの奥に見えるのが
徳山ダム?でしょうかね。
で、目指したのはここっ!
この尖った山です。
拡大するぞー。
槍ヶ岳を彷彿させる
山容ではないでしょうか。
いや、ソレは言い過ぎか。
かたや三千メートル級ですからね。
さて、峠(1,050m)から
冠山頂上(1,256m)までは
そんなに標高差はないものの
結構アップダウンがあります。
地図データはグーグルマップ
こんな↑上りや
こんな↓下りを
何度も上がったり下ったりしながら
目標に近づいていきます。
若いときにはこれぐらい
苦でもなかったのですが
今回は、確実に身体の
衰えを感じましたね。
最初こそ軽やかでしたが
後半になると、登るときに
曲げた足が伸びない!
手をついてやっとこさ、です。
う~ん。(´-ω-`)
一時間半ほど歩いたでしょうか。
ようやく、山頂の下にある
冠平と呼ばれる広場にでました。
奥に見えているのが
冠山の山頂です。
山の裏側に当たりますから
あんな尖がったイメージが
まったくないですよね。
でも、ここから頂上までが
ツライんです。
俗にいう鎖場があるんですね。
変に光が入り込んで
キレイに写らなかったのですが、
鎖場直下の様子です。
↑この上から岩場になるんですが、
登るのに必死で
写真撮れなかったッス。
わたスより一回りは年齢が
お上の(と思われる)方々が
平気で登ってらっしゃいましたから
慣れた人にはそう大したものでも
ないのかもしれません。
悪戦苦闘して登った
頂上です。
360°遮るもののない眺望は
この高さの山にしては
なかなかだと思います。
サスガ日本300名山。
ところで、冠平にいたときに
先に頂上に登った方々の中に
「槍が見えた。」
と仰っていた方がいたのです。
おそらくは「槍ヶ岳」のことでしょう。
確認せねばなりません。
方向とすればこっちの方。
確かにソレらしいものが
見えますよ。
ここから槍ヶ岳まで、
遮るものはないってこと?
拡大してみますね。
写真ではわからないですね。
スマホの写真では
確認できないみたいですが、
間違いなく槍ヶ岳のようです。
今回3度目のグーグルマップの登場でっス。
地図データはグーグルマップ
ココから槍までの間には、
高い山がないんですね。
だから見えちゃうんですかね。
で、世の中には便利なものがあります。
「カシミール3D」という
登山者の視点で地形を
俯瞰できるソフトがあるんですよ。
それを使用して山座同定してみると
ちゃんと見えるように表示されます。
こういう事ですね。
ホントか?(笑)。
是非、冠山に登って
ご自分の目で確認してみてください。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。