雨の中を歩く。
なんて主張の強い言葉でしょう。
逆境にも負けず、
目的を果たそうとする
強い意思を感じるでしょ?
そんなコターどうでもいいって?
へい、すいません。
先日、早朝のウォーキング中に
雨が降ってきまして、
結果、雨の中を
歩かざるを得なかったのです。
タイトルは、そういうことなんですよ。
あえて雨の中を歩こうとかいう
強い意思があったわけでは
ありません!
実は、家を出るときには
我が家の上空は
青空でしたので
まあ、雨は降らんだろうと
たかをくくって出発しました。
歩き始めて十分もしないうちに
曇ってきたわけですね。
進行方向には、虹が見えました。
大人は普通、ここで
「これはイカン。引き返そう」
と判断できないとねえ。
行く方向では雨が
降っているってことですもんね。
しかし、私は
その虹の変化に目を奪われて
まさに「オーバーザレインボウ」
状態でありました。
レインボウと言えば、これですよね。
で、ほどなく右側にも
虹が発生したのであります。
さらに歩を進めれば、
なんと、ダブルレインボーに進化。
虹の上部がズバッと切れているのも
なにか「おおぅ」という感じです。
ダブルのダブルレインボウ。
この時点では、空にはまだ、
青い部分があったんですよね。
で、あれよあれよという間に
虹がどんどん延びていきます。
そして・・・。
繋がっちゃいました。
しかしソレは、
ソコに光を反射するナニかが
存在することを示しています。
ここでやっと、こりゃーイカン
と思ったわけですが、
判断が遅かったです。
山なら遭難ですね。
っていうか、出発しないですよね。
とりあえず屋根のあるところまで
引き返すことにしました。
が、すでに遅し。
数分後、降ってまいりました。
一応降られてもいい格好はしてきたものの、
靴は防水ではありませんのでね。
堤防そばの小学校の
体育館の軒下に滑り込んで
雨宿りをすることにしました。
じっとしていると寒いので、
軒下で足踏みなんぞをしていると、
その姿が怪しいおじじに見えたのか
早番と思われる先生に
妙に不振な目で見られたりして・・。
ただの雨宿りです!
雨足が弱まったのを機に
脱兎のごとくその場を離れ
帰路につきましたとさ。
靴は濡れましたけど、
いいもん見せてもらった
と思えばどうってことないです。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。