石川県の白山市にある
手取川峡谷に行ってきました。
場所はこのあたりです。
手取川というのは
石川県と岐阜県との境にある
白山を水源とする一級河川で、
その中流域は河岸段丘となっています。
この河岸段丘が狭く深く浸食されて
峡谷になったそうです。
峡谷って言うと、ものすごい
山の中のイメージですが、
のどかな田園地帯の中にあるので、
違和感でいっぱいですね。
余談ですが、
川の流れの急さを表すのに
平均河床勾配というのがあって、
手取川はこれが1/27といいます。
これって、日本有数の
急流河川なんだそうですよ。
国土交通省のデータに
こんなグラフがありました。
急流河川は、日本海側に
多いみたいですね。
さて、この峡谷に
滝があるというので、
行ったのはソコです。
駐車場に車を停めると
展望台があるという看板が。
まず、そちらへ向かいました。
そこには、四阿風の展望台が
あったのですが、展望してみると・・。
滝の遠景は観れたものの、
ちょっと遠いですかね。
峡谷の深さは分かりますが
迫力には欠けるかもです。
紅葉にはまだ早いようで、
もう少し後のほうが
良かったようです。
では、本命の滝の方へ
降りていきましょう。
随分と新しい歩道が
ついていました。
調べると今年の7月まで
整備工事をしていたらしいです。
「綿を千切って放下」されるに
似ているのか。
どういうの滝なんでしょうねえ。
さて、駐車場は滝口と
同じ高さにあります。
つまり滝壺へは必然的に
降りなきゃいかんわけです。
水の落差分の階段を・・。
手摺も整備されていますけど
なかなかに急ですよ、これ。
結構な勾配の階段でしたが、
130段ほどだったので
なんとか、降りきりました。
ただ、上ることを思うと、
うんざりですけどね(笑)。
ある程度降りると、
滝が見えてきました。
滝は横から見る感じになっています。
こういう角度から見る滝も
新鮮ですよね。
最下部へ降りて撮ったのが
この写真です。
落差は32m。
切り立った崖は
駐車場の辺りの
長閑さからは
まったく想像できません。
違うところからも
落ちている滝がありました。
下流の方を眺めてみると
先程の展望台が見えます。
拡大してやっと
存在を確認できました。
やっぱり遠いのよね。
もう少し近いところに
展望台があっても
いいかなと思いました。
水しぶきで虹なんぞも
見えたりしましたよ。
マイナスイオンを
たっぷり吸収して
帰路につきました。
心なしか帰りの車の運転が
穏やかになった気がしました。
めでたしめでたし(笑)。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。