ダニエルソンつながりで。
北欧のベーシストで、ラース・ダニエルソンという人がいます。スウェーデンの人です。パレ・ダニエルソンと同じ国の人です。1958年生れですから、パレより一回り若いことになります。
だから何って? いや、別に。
哀愁の漂う、メロディアスな音楽は、きっと、あなたを虜にすると思います。
私がそうであったように。
ベーシストとして、ベースを前面に出したアルバムをいくつもリリースしているのですが、私が初めて聴いたのは、1991年の「Poems」です。
ベタなタイトルとベースとピアノ、ソプラノサックス、ドラムという編成からして、何か期待していいような匂いがしたので、衝動的に買ってしまいました。
サックスの入り具合が、前にも話に出たキース・ジャレットの「生と死の幻想」っぽい感じもあり、ベースの押し具合もはっきりしていて、こりゃいいぞと。で、彼のアルバムを何枚か聴くことになるのでした。
で、聴くアルバム、どれもこれも気に入っているのですが、とりあえずは2004年の「Libera Me」の2曲目「Suffering」を聴いてほしいなと思います。
Lars Danielsson and Leszek Mozdzer - Suffering (Danielsson)
これは、ライブですが。
ドラマチックでしょ。
7曲目の「Granada」なんか映画音楽みたいですけど、いい塩梅でベースが鳴ってます。この曲だけでなく、アルバムでは何曲かオーケストレーションされていて、好みはあるでしょうけど、幅広い表現がされてるなあと感じます。
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誰かが彼のベースは「歌うベース」だと書いてましたけど、その通りだと思います。
他にも「Libretto」というアルバムもいいですね。これは、IIとかIIIもリリースされています。
今日は、北欧のベーシスト、ラースの 「歌うベース」は、とても心地よいぞという話でした。
でわ、また。