森田童子さんが、他界していましたね。
残念です。
ウィキペディアには「一部ではカリスマ的な人気を博しつつも、森田のファンは全国的に見れば少数で・・」と書かれていますけど、ニュースになるほど知名度があったというのは、マイナーな存在(だと思って)をこっそりと応援していた・・と勘違いしていた私にとっては、複雑ではありますが・・・。
ご冥福をお祈りします。
以前に、「モンディアリート」というデュオの話のなかでも話題にしました。
この「僕たちの失敗 」、ニュースではこれが代表曲のような扱いでしたね。
セールスからすると、そうなってしまうんでしょうね、やっぱり。
しかし、多くのファンの人たちは、デビューシングルである「さよならぼくのともだち」を抜きには彼女を語れないと思ってらっしゃるのではないでしょうか。
少なくとも、私はそう思っています。
この曲が収録されているアルバムが1stアルバムの「good-bye グッド・バイ」(1975年)です。
GOOD BYE グッドバイ | ||||
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収録曲は
1 早春にて
2 君は変わっちゃったネ
3 まぶしい夏
4 雨のクロール
5 地平線
6 センチメンタル通り
7 淋しい雲
8 たんごの節句
9 驟か雨
10さよなら ぼくの ともだち
の10曲。
いずれも暗いといえば確かに暗いのですが、だから「気が滅入ってしまう」ということは私の場合にはなく、本当によく聴いたものです。
特に4曲目の「雨のクロール」は好きでしたね。短い曲ですけど、彼女にしては珍しく明るめの導入で・・・。ただ、後半の落差もかなりですけどね。
何があったんだーと勝手に想像してしまいますね。
6曲目の「センチメンタル通り」も「ザ・フォークソング」という感じですけど、逆にソコが小気味よいです。ロック・ハドソンの「ジャイアンツ」、調べましたよ。何のことかわかりませんでしたもの、当時は。
きっと、これからも、昔を思い出しながら、彼女の曲を聴き続けるんだろうなあ。
さすがに、彼女の曲を心地よいというのはちょっと違うと思うんですよね。でも、それは、メロディラインや歌詞がそう思わせているのであって、彼女の歌声は、おそらく、私にとってとても心地よいものだったのだと思うのです。
でわ、また。