「ミューズ」(MUSE)というグループ、ご存じですか。
1994年結成のイギリスのロック・バンドです。
どれくらい有名かというと、よくはわかりませんが、2012年のロンドンオリンピックの公式ソング、「サバイバル」(Survival)を提供したグループですね。
じつは、私は、この曲でこのグループを知りました。
たぶん皆さんも耳にしているんでしょうけど、覚えてはいないですかねえ。
これですね。
まあ、これがきっかけで、いろいろと聴きました。
過去にもちらっと「ミューズ」 については書いてます。
ホントにちらっと、ほとんど終わりの方ですね。
彼らの何が良いのか、というとですね、メロディや曲そのものももちろんですが、ヴォーカルの「マシュー・ベラミー」(Matthew Bellamy)のブレスですね。結構、大きい音で吸い込んでます。
音楽的には、これが良いのか悪いのかはわかりませんが、そこに情熱とか艶やかさとかを感じるのです。
アルバムセールス的には、この「サバイバル」の収録されている「The 2nd Law」(2012年)はたいしたことがないんですね。
これ以前にリリースされた「Black Holes and Revelations」(2006年、4th)や「Absolution」(2003年、3rd)の方が上ですね。
ま、わからんでもない。
私は、もう少し前の「Origin of Symmetry」(2001年、2nd)がお気に入りなんです。
Origin of Symmetry | ||||
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例えば、1曲目の「New Born」、比較的抑え目に始まるのですが、1分25秒辺りから一気にヘヴィになります。 この展開が気持ちを盛り上げます。
3曲目の「Space Dementia」、バラードっぽいイントロからググっとテンションをかけて、5分過ぎから崩れ落ちるみたいにして終わります。
9曲目の「Dark Shines」は、ヘヴィさを抑えぎみにした感じがいいですね。ヴォーカルはヘヴィですけど。
そして、私の前の記事でもちょっとふれている10曲目の「Feeling Good」、これは良いですねえ。
ヘヴィメタル系がお嫌いな方はダメかもしれませんが、そうでない方でお聴きになってない方、良いと思いますよ。
「ロンドンオリンピックでMUSEというグループを知ったんです」けれども、私の好みに合ったなかなか良い曲を作っているグループでしたよという話でした。
「 New Born」辺りが、良いぞと。
でわ、また。