この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

渋さを知ってる「渋さ知らズ」 - ドラゴ

渋さ知らズと言うグループをご存じでしょうか?

ジャズ・ベーシストの不破大輔を中心として結成されたバンドなんです。結成当初は、20人ぐらいだったらしいのですが、今や総メンバーは、100人できかないとか。おそるべし。 

マイナーといえばマイナーなのかもしれないです。

 

でも、トヨタのヴァンガードっていう車のCMに彼らの「渚の男」(2008年)なんて曲が使われたこともあって、知っている人は知っているのではないでしょうか。そういうグループです。実際に、僕が彼らを知るようになったのは、それがきっかけですし。

これね、カッコいいと思います。


2008 toyota vanguard cm japan 2 (トヨタヴァンガード)

 

そもそも、ビッグバンドとか、大編成のバンドの音って苦手だったんですよ、僕は。色んな音が混じっていて判然としない感じで。一つ一つの音を、きちんと聞き分けたいわけなんですよね。できるできないは別にしてですよ。

 

でも、あまたの音の迫力とリズムに圧倒される心地よさと言うのもあるのだなと、思うわけですよ。それが、彼らだったと。

 

先程の「渚の男」ってのは、彼らのベストアルバム「渋全」(2006年)に収録されているのを見つけ出して聴きましたが、こいつの7曲目の「Pチャン」というのも聴いたことがあるなあと思ったら、目薬のCMに使われていたりして・・・。

 

そういうわけで、「渋さ知らズ」というグループの曲を聴くようになったのですが、ちょっとテンションの低い時なんかには、元気が出るきっかけになったりして、重宝しています。

最近は、クラッシックのライブアルバムなんかリリースしていて、ますます絶好調みたいです。

 

で、そんな彼らの2010年のアルバム「渋夜旅」から「ドラゴ」をご紹介。

 

アルバム自体は、

「これはマジで渋さの最高傑作!! 渋さ史上、過去最長の録音時間を費やし作られ、 どの曲も練りに練られた優れた名曲・名演揃い! まるで映画を観ているような感動的なアルバム構成!!」

などと、派手に宣伝されているけれども、ライブこそ彼らの真骨頂というファンには、スタジオ録音のこのアルバムは今一つとの評価をする人もいるようです。

でも、「ドラゴ」は、いいですよ!! 

渋夜旅

渋夜旅

 

ジャズではないかもしれないけど、怒涛の音圧が、かえって心地よい。

ホーンもここまでだと、心地よい。

 

ぜひ、あなたのコレクションに加えてください、なんてね。

 

渋さを知ってる「渋さ知らズ」の「ドラゴ」は、心地よいぜえ、というお話でした。

 

でわ、また。