この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

「ふ・た・ま・たってことないのか~New York Trio」 - Don't Explain

ニューヨーク・トリオ(New York Trio)というトリオがあります。

Bill Charlap(piano)、Jay Leonhart( bass)、Bill Stewart( drums)の三人がメンバーです。

 チャーラップは、別にPeter Washington(b)、Kenny Washington(ds)らと、ビル・チャーラップ・トリオを編成して活動をしています。どっちが、本命なのかなという感じですが、ニューヨーク・トリオの方は、実はレオンハートがリーダーなんだという話もあるようです。ふーん、そうか。なら、いいけど。

 

いや、別にそれは気にならないんだけど、タイトルにそんな言葉を入れたから、とりあえずです。

 

ベースのレオンハートは、エディヒギンズトリオにも参加しています。「Don't Smoke In Bed」(2000)、「Bewitched」(2001)など。そして、ドラムのスチュアートは、パットメセニーの「Trio 99 / 00」(2000年)などに参加しています。

 

音楽の世界では、あっちこっちで、くっついたり離れたり、一緒にやったり、まあ、自由ですよね。

 

さて、ニューヨーク・トリオは、どちらかというとスローなテンポの編曲が多いように思います。かといって、ゆるいのではなくて、かっちりとした印象で、それがこの編成の良いところなのだろうかと思ったりもしています。きっと、心地よい時間を提供してくれることでしょう。 

 

なかでも、「Blues In The Night」、邦題が「夜のブルース」(そのままですね。ひねってほしい気もするのですが)が、好きです。ジャケットも雰囲気あるでしょ。ヴィーナスなんですよね、レーベル。

夜のブルース

夜のブルース

 

 特に、最後に収録されている「Don't Explain」、ビリー・ホリディの曲ですが、このアルバムの締めとして存在感ありすぎです、と僕は思ってます。

 

「Don't Explain」ー言い訳しないでってことですが、ビリーの自伝によると、「夫が洋服の襟に口紅をつけて家に帰ってきたのを問い詰めたら、いろいろ言い訳をし始めたのにウンザリして書いた曲」らしいのですが、そんな話を聞くと、曲のイメージがかわっちゃいますよね。 

奇妙な果実?ビリー・ホリデイ自伝 (晶文社クラシックス)

奇妙な果実?ビリー・ホリデイ自伝 (晶文社クラシックス)

 

 

ぜひ、聴いてみてください。

 

両方のトリオに参加しているチャーラップ、「ふ・た・ま・たってことないのか~」と言いながら、その「Don't Explain」は、心地よいぞと言うお話でした。

 

よろしければ、どこぞをポチッとな。

でわ、また。