もとはオペラや映画で使われた音楽とか、ジャンル違いの曲が、ジャズのスタンダード・ナンバーになったものってありますよね。
スティングの「Nothing Like The Sun」(1987年)に収録されている「イングリッシュマン ・イン・ニューヨーク」(Englishman in New York)なんかも、そうですね。
恥ずかしながら、これが、スティングの曲だって、知らなかったんですよね。
「ポリス」(The Police)時代以降のスティングって聞いてなかったものですから。
ましてや、アメリカのコメディ映画の主題歌だったことなんか、言わずもがなです。
「マンハッタン・ジャズ・クインテット」(Manhattan Jazz Quintet)の「ブルー・ボッサ」(Blue Bossa、2003年)収録のモノを聴いた時に、それを知りました。
もちろん、曲自体は以前から知っていましたよ。
ホントですって。
よく流れていましたから、聴く機会はありましたもの。
で、オリジナルは、やはり、イイですよね。
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「Englishman in New York」は、3曲目ですね。このほか6曲目「Fragile」、8曲目「Straight To My Heart」なども好きですね。7曲目「We'll Be Together」、このアルバムに収録されてたんだ、なんて、妙に感心したりして。
あとですね、「羊毛とおはな」っていうデュオ、ご存知でしょうか。
その名のとおり「羊毛」さんと「おはな」さんのデュオなんですよ。
詳しくは、こちら。
このデュオのファースト・アルバム「LIVE IN LIVING '07」にも収録されているんですが、アコースティックな「Englishman~」もなかなか良いですぞ。
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お亡くなりになったのがとても残念ですが、心が和む優しい歌声だと思います。
アルバムは違いますが、3枚目の「LIVE IN LIVING '08」の「カントリー・ロード」もほっこりしますね。
誰かの声にも似ているなと思ったりもするんですが、そんなことはないですか。
「パリの米国人ならぬN.Y.の英国人」 という曲があるのだが、「羊毛とおはな」のコレはなかなか心地よい曲だったぞ、という話でした。
でわ、また。