「低音の魅力※※」という
シリーズものを企画して
いたのですが、
正規の番号の最後のモノは
これでした。
1年以上前ですねえ。
しかも「3」。
番外編みたいな番号のモノが
一番新しいみたい。
これとて、半年以上前ですね。
いかんですね、こんな調子では。定期的にやらねば。
というわけで「4」です。
今回は、「Richard Davis」です。
最近、彼のアルバムのお話してますね。
この人が、ピアノとベースの
デュオ・アルバムを
出しているんですが、
コイツがなかなかだと思うのです。
「As One」(1976年)と言います。
ライブなんですよね。
キーンとした緊張感のある
ライブではなく、
まーったりした感じが
絶妙だと思うんですね。
収録曲は、以下の5曲。
Blue Bossa
All Blues
Blue Monk
Speak Low
Fugue 'N
ほとんどスタンダード・ナンバーですね。
ラストは、ベースのソロ。
リチャード・デイビスのオリジナルです。
冒頭の「Blue Bossa」から
ガツンといいなあと、思ってしまいました。
「Blue Bossa」そのものが
私好みの曲ですので、
まあ、そうなっちゃうんですけどねえ。
まず、サックスの「Blue Bossa」から。
Blue Bossa -Dexter Gordon - YouTube
いいでしょ。
さっぱりとした「エロ」さを
感じませんか?
んなことはねえ?
そうすか。
次にスピード感のある「Blue Bossa」。
Blue Bossa- Manhattan Jazz Quintet - YouTube
メインはサックスなので、
聴き比べしやすかったのでは。
んなことはねえ?
そうすか。
3分過ぎにベースのソロもありますね。
そして、イチオシの
「Richard Davis」のヤツ。
なんかねえ、
アルバムまるまる1枚分の
動画しかなかったんですが、
1曲目ですので・・・。
Richard Davis - As One (1976, Muse Records) full album - YouTube
ジル・マクマナスという
女性のピアニストとのデュオですね。
録音場所はニューヨークの
「フーガ」(The Fugue)
というクラブだそうです。
控えめなピアノのおかげで
デイビスのベースが
小気味よく聞こえます。
私はそう感じます。
いや、力説しなくても
イイんですけど(笑)。
そしてリラックスした雰囲気が、
それに色を添えていると
思うんだけどなあ。
3分辺りで、拍手が入るでしょ。
観客とデイビスの間で、
アイコンタクトか何かが
あったんじゃないかと
勝手に想像しちゃうんですよ。
声も出しちゃってるし、ねえ。

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残念ながら「As One」は、見つからないですね。
中古でも探してみてください。
聴くのは、youtubeで聴けますし。
ここにも、「Blue Bossa」が
収録されてますが、
「As One」のものとは、
ずいぶん違いますね。
でわ、また。